昨年11月から公開中の映画『いぬばか』で初主演を果たしたスザンヌ。『月刊ヤングジャンプ』(集英社刊)に連載中の桜木雪弥の人気漫画を映画化した本作で、犬と意思疎通ができる不思議な能力を持つ"いぬばか"な18歳のヒロイン・宮内すぐりを演じる。今回、同作のDVD化(4月21日発売)にあたり、女優として一歩踏み出した撮影のエピソードを振り返る一方、フジテレビのバラエティ番組『クイズ!ヘキサゴンII』で脚光を浴びてから約3年間、走り続けてきた彼女の現在の心境や今後の活動の方向性を語ってもらった。

スザンヌ
1986年10月28日生まれ。熊本県出身。身長166cm、スリーサイズは、B85・W59・H88。現在、『クイズヘキサゴンII』(フジテレビ系)、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)などにレギュラー出演中。趣味は、カラオケ、散歩、バイク、読書。特技は、バトントワリング、ブリッジ。

――初主演ということで、映画の撮影現場を振り返っていかがでしたか?

スザンヌ : 「映画は初めてだったので、どのカメラが自分を撮っているのかも分からなくて(笑)。バラエティやほかの仕事もしながらの撮影だったので、全然寝られなくて大変でした。朝の4時に集合して終わるのが夜中の2時なんです……。『眠たいな~』って言いながらウトウトしちゃうっていうシーンがあるんですが、ほんとに寝たりしたこともありましたよ(笑)」

――バラエティの撮影とはまた少し現場の様子が違いますよね。

スザンヌ : 「2、3時間の収録の中で、みんなで楽しくて面白くてっていう"瞬間"を大事にするのがバラエティの現場だと思うんですが、映画は、撮影期間の一ヶ月を通して初めて、ワンシーン、ワンシーンにつながりが生まれてくる。そういう経験は初めてだったので、自分にとってすごく勉強になった1カ月でしたね」

――同作は犬を愛する人たちのハートウォーミングストーリーですが、一方で哲平に恋するヒロインのラブストーリーでもあり、恋愛ものを演じられるのも初めてですよね。役作りに当たってご自身の恋愛経験は参考になった?

スザンヌ : 「わたし、すぐりちゃんとは少し違うタイプなんです(笑)。すぐりちゃんは、哲平さんに『何だよ!』って言われても、『何でもないです』って言いながら、またじっと見つめ続けるんですが、わたしは好きな人のことを見てるだけとかできないんですよね。好きになったら『好き!』って言っちゃう(笑)。だから、すぐりちゃんを演じながら、そんな風にできたらいいんだろうなって思いました(笑)」

――首輪とコスプレ風の衣装も印象的だったんですが(笑)

スザンヌ : 「そうなんですよ(笑)。原作のすぐりちゃんも私服のときも常に首輪をしていて、どんなファッションにも首輪って意外に合うんだなって。ただ、重いのも意外で、撮影の1カ月間、すごく肩こりが激しかったです(笑)」……続きを読む。

(C)2009桜木雪弥/「いぬばか」フィルムパートナーズ

映画『いぬばか』STORY

愛犬・るぱんを連れて上京してきた宮内すぐり(スザンヌ)は、ひょんなことからペットショップ「わっふる」で働くことに。世間知らずのすぐりを心配して実家に連れ戻そうとする母(宮崎美子)の説得をよそに、大好きな犬たちに囲まれて大はりきり。一方、「わっふる」の店長・哲平(徳山秀典)は、犬のウンチを手でつかむことをものともせず、いつも子犬たちに嬉ションされるすぐりに、犬たちと特別な心の通わせ方があることを見出し、一目置いていた。そして、すぐりは哲平の厳しくも真摯な姿を通して、命ある犬たちとの向き合い方を知っていく。「わっふる」に集う常連客たちや、可愛い犬たちに囲まれて、すぐりは数々のハプニングを奇跡に変えていく。