関智一「サッカーに興味津々です」、TVアニメ『GIANT KILLING』4月放送開始

4月4日より、NHKのBS2、BShiにて放送開始となるTVアニメ『GIANT KILLING (ジャイアントキリング)』。その放送に先駆け、NHK放送センターにて第1話試写会が開催され、その後行われた記者会見に、紅優監督と主人公・達海猛役を演じる関智一が出席した。

TVアニメ『GIANT KILLING』の原作は、「週刊モーニング」(講談社)にて連載中のツジトモ氏によるサッカー漫画で、監督が主人公という異色の作品。「GIANT KILLING=大物食い/番狂わせ」という作品の名が示すとおり、カリスマ監督に率いられた日本の弱小プロサッカークラブが、強豪チームに挑んでいく姿が描かれる。

■『ジャイアントキリング』ストーリー概要
低迷を続ける日本の弱小プロ・サッカークラブETU(East Tokyo United)に一人の男が監督として迎えられた。 男の名は達海猛(タツミタケシ)。イングランド5部のアマチュアクラブを、FAカップでベスト32に導き、プレミアリーグのクラブをギリギリまで追い詰めた手腕の人物だ。そんな彼に古巣のクラブが白羽の矢を立てた訳だが、チーム内は開幕前から騒動ばかり、果たしてこの起用は吉と出るか、凶と出るか!?

4月より放送される本作は、監督を紅優氏が務めるほか、シリーズ構成を川瀬敏文氏、キャラクターデザインを熊谷哲也氏、アニメーション制作をスタジオディーンがそれぞれ担当する。キャスト陣は、主人公の達海猛役を関智一、椿大介役を水島大宙、村越茂幸役を置鮎龍太郎、ルイジ吉田役を小野大輔、後藤恒生役を川島得愛、永田有里役を浅野真澄がそれぞれ務める。

■TVアニメ『ジャイアントキリング』おもなキャスト
原作 / ツジトモ◆原作・原案 / 綱本将也◆シリーズ構成 / 川瀬敏文◆キャラクターデザイン / 熊谷哲也◆美術監督 / 東潤一◆色彩設計 / 北爪英子◆撮影監督 / 近藤慎与◆編集 / 松村正宏◆音響監督 / 高橋剛◆音楽 / 森英治◆アニメーションプロデューサー / 浦崎宣光◆制作統括 / 廣岡篤哉、柴田裕司◆監督 / 紅優◆アニメーション制作 / スタジオディーン◆制作 / 総合ビジョン◆制作・著作 / NHK

■TVアニメ『ジャイアントキリング』おもなキャスト
達海猛 / 関 智一◆椿大介 / 水島 大宙◆村越茂幸 / 置鮎龍太郎◆ルイジ吉田 / 小野大輔◆後藤恒生 / 川島得愛◆永田有里 / 浅野真澄

試写会の後に行われた記者会見で、「原作は、Jリーグの選手の方にもファンがいるぐらい、幅広い層から人気のある作品なので、とても身の引き締まる思い」と語る紅優監督。原作の帯に書かれている「信じきる力、それが監督の才能だ」という言葉を引用し、主人公・達海猛の考え方、生き様に惚れ込んでいるという紅優監督は、「まだ制作途中ですが、期待に応えられる作品になると信じています」と力強いコメントを残した。

一方、オーディションを受けるまで、作品のことを知らなかったという関智一だが、「勉強のために書店に行って、単行本の1、2巻を購入し、帰り道に読みながら歩いていたんですけど、やはり人気のある作品だけあってものすごいパワーで、書店から駅に行くまでの間に1、2巻を読み終わってしまい、あんまりにも面白かったので続きが気になり、もう一回書店に引き返して7巻まで買い、また駅に向かった」というエピソードを披露。「道のりを変更させてしまうぐらいのパワーを感じたマンガだったので、このキャラクターでぜひオーディションを受かりたいと非常に強く願い、そして頂いた役なので、今とても気合を入れて演じさせてもらってます」と、達海猛役にかける意気込みを強く語った。

なお、関はサッカーについてはこれまでほとんど触れたことがなく、「11人でやるんだみたいなところから、だからイレブンなのか、みたいなところから入りました」とのことで、アフレコ現場ではサッカーに詳しい共演者からレクチャーを受けながら、「現場では僕がみんなに監督をしてもらっている感じです」と少々苦笑い。アフレコも6話まで進み、キャラクターの雰囲気にもようやく慣れてきたという関だが、サッカーについては何もかもが目新しく、すべてに興味津々であると語り、「今一番気になっているのは、『オフサイド』というのはどういうことなのか? ですね」と会場を沸かせていた。

TVアニメ『GIANT KILLING』は、2010年4月4日(日)より、BS2では毎週日曜日の午後11時00分から、BShiでは毎週日曜日の午前9時25分から放送開始。

(C)ツジトモ・綱本将也・講談社／NHK・総合ビジョン

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