ひまわり証券はこのほど、同社の販売しているシステムトレード用売買システムについて、2010年2月度の月次運用成績を発表した。

同社では、システムトレード用売買システムとして、24本の先物対応システムと9本のFX対応システムを販売している。先物・FX双方のシステムについて、それぞれ、「週次ランキング」「月次ランキング」「年次ランキング」を公開している。

今回同社が発表した2010年2月度の月次運用成績ランキングでは、先物取引部門において、先々週から2週間週次ランキングTOPを維持し、連続して15万円以上の利益をあげた売買システム『Perry』が、2月度月次ランキングでも第1位を獲得した。

West Village Investmentが、オリジナル第1弾として開発した同システムは、海外指標を売買ルールとして利用することにより、日経225先物の1日の方向性を予測しデイトレードを行うシステム。

一方、FX部門では、『DynamicARMS GBP/JPY』がランキング第1位を獲得。インディ・パが開発した同システムは、観測されたデータをもとにモデルを動的に更新する自己回帰モデルを使用。日々変化する市場に対応できるように、また人間の市場に対する認識の歪みや偏り(=バイアス)を可能な限り混入しないように構築された売買システムとなっている。

運用成績 先物月次ランキング(2010年2月1日~2月26日)

順位 システム名 損益(万円) トレード回数 勝率(%)
第1位 Perry 5 2 39.0 8 62.50
第2位 Bアップ50 9 7 35.0 18 50.00
第3位 逆張り職人225 4 1 25.0 6 66.67

運用成績 FX月次ランキング(2010年2月1日~2月26日)

順位 システム名 損益(pt) トレード回数 勝率(%)
第1位 DynamicARMS GBP/JPY 3 2 373.7 5 60.00
第2位 Lクラス リゲル 7 6 365.7 13 53.85
第3位 FT-GU 2 2 182.0 4 50.00

(※勝率および取引回数には、引き分けも考慮されている)

インディ・パの本郷喜千代表取締役と石崎文雄チーフテクノロジーオフィサーへのインタビュー記事はこちら!!

West Village Investmentの西村貴郁代表取締役と岩本祐介取締役 システム・アナリストへのインタビュー記事はこちら!!