ポルシェ ジャパンは4ドアサルーン「パナメーラ(Panamera)」のエントリーモデル、「パナメーラ」と「パナメーラ4」の予約受付を、3月2日より開始する。価格はパナメーラが1021万円(6速MT)と1096万円(7速PDK)、パナメーラ4が1167万円(7速PDKのみ)。なお同モデルは4月に開催される北京モーターショーで始めて公開される。
今回のモデルには、直噴(DFI)のV型6気筒3.6L(リッター)エンジンが搭載される(従来モデルはV型8気筒4.8L)。最高出力は220kW(300PS)で、最大トルクは400Nm。パナメーラは後輪駆動、パナメーラ4はアクティブ4WDシステムを装備する。トランスミッションはデュアルクラッチトランスミッションの7速PDKのほか、パナメーラには6速マニュアルも用意される。オートスタート/ストップ機能を装備しており、燃費はパナメーラが約10.8km/L、パナメーラ4が約10.4km/L(NEDCテスト値)。
軽量構造設計を取り入れ、アクスル、ドア、エンジンフード、フェンダー、ラゲッジコンパートメントなどにアルミニウムやマグネシウムを採用。新しいV型6気筒エンジンはパナメーラSの8気筒エンジンよりも約30kg軽くなっている。これにより、パナメーラの車両重量は1,730kgまで軽量化された。足まわりはスチール製サスペンションと電子制御ダンパーシステムの組み合わせで、オプションとして内部の空気量を可変制御するアダプティブエアサスペンションが用意される。