女優の中山美穂が7日、東京・丸の内東映で、公開中の主演映画『サヨナライツカ』の大ヒット御礼舞台挨拶を行った。
観客動員50万人を突破するなど爆発的なヒットを記録している『サヨナライツカ』。初日の舞台挨拶を終えてフランスに帰った中山だが、空前の大ヒットを受けて急遽再来日し、「〈大ヒット記念〉日本横断大ヒット御礼 凱旋舞台挨拶」と題した舞台挨拶を6・7日の2日間、東京、名古屋、大阪、福岡の4都市8劇場で行った。
この日は豊(西島秀俊)の部屋を訪れる冒頭のシーンで沓子(中山)が着用したワンピース姿で登壇した中山は「友人のデザイナーに作ってもらった服で、脱ぎやすいワンピースなんです。いかに豊の部屋で脱ぎやすいかということを監督に提案したら気に入っていただき、採用されました」と打ち明けると、西島は「他のシーンは緊張しませんでしたが、あのシーンだけは緊張して手が震えましたね。今も緊張してます(笑)。本当に素敵でセクシーですよ」と中山を絶賛した。
2日間にわたって4都市8劇場の舞台挨拶を終えた中山は「どこの映画館に行ってもお客さんが温かく迎えて下さって…」と話しながら思わず涙が。「歳取ったのかな~? 涙もろくなってしまって……。私自身、25年後に見直して、どう感じるか楽しみです」と声を震わせながら挨拶の最後を締めくくっていた。