1月30日公開の映画『ゴールデンスランバー』のレッドカーペットセレモニーが18日、東京・六本木ヒルズで行われ、主演の堺雅人、竹内結子、貫地谷しほり、吉岡秀隆、劇団ひとり、香川照之らが出席した。
伊坂幸太郎原作の同名ベストセラー小説を映画化した本作。首相暗殺犯に仕立てられた無実の男の逃亡劇を描き、ベルリン国際映画祭への出品も決まっている。この日は、映画のハイライトのひとつでもある、主人公が運送トラックの荷台に乗って警察の目をかいくぐり逃亡する名場面を再現。トラックに運ばれて登場した登壇キャストが、火柱が上がる中で六本木ヒルズのレッドカーペットを闊歩してファンを沸かせた。
主人公の青柳雅春を演じた堺雅人は「お寒い中、本当にありがとうございます」とファンを心遣い「昨年の初夏、仙台で撮影しました。色んなものが詰まった素敵な映画。原作のファンの方もそうでない方も、楽しんで頂ける映画になっていると思います。本当にハラハラドキドキの2時間20分になっていますよ」とアピール。一方、堺が演じる青柳の元恋人・樋口春子役の竹内結子は、野外のイベントにもかかわらず薄着で登場し「寒いのは正直苦手なんです。皆さんここまで着込んでいるとは思いませんでした(笑)」と語り、劇中のテーマでもある逃亡に掛け、日常で逃げたいことは? という質問に「これから花粉が飛んできますよね。私は花粉症なので、花粉が飛んでこないところに逃げたいです(笑)」と話して笑いを誘っていた。