女優の宮沢りえが12日、ナレーションを務めたドキュメンタリー映画『オーシャンズ』(ジャック・ペラン監督)の日本語版完成披露試写会に出席した。
『オーシャンズ』は、製作費70億円、撮影期間4年、ロケは世界50カ所、撮影70回という驚異的なスケールで製作された"海のドキュメンタリー"。最新技術を結集して100種以上の海洋生物を撮影し、迫力ある映像の集大成となっている。
日本語版のナレーションを務め、同作に魅了されたという宮沢は「完成したということで、今ドキドキしています。素晴らしい映画なので、胸を張ってここにいられますね」と挨拶。「映像の邪魔をせず、伝えたいメッセージを伝えられるようにバランスを考えながら臨みました」とナレーションを務めた感想を語った。
また、この日が仕事始めとなった宮沢は「昨年は、出産したりと今までにない時間がスタートしました。母親になった反動なのか、仕事では安定を求めずいつも挑戦する躍動的な1年にしたい」と抱負も語った。
舞台挨拶終了後は、本物のペンギンが登場し、観客からは歓声が。宮沢は「ペンギンでこんなにも空気が沸くんですね」と驚き、「映画はこの何十倍、何百倍もの生き物が登場します!」とアピールしていた。