アメリカの女優・シャロン・ストーンが来日し、20日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇でイタリアのジュエリーブランド「ダミアーニ」と共同で行うチャリティ活動の記者会見を行った。

これまでにも米国エイズ研究財団のグローバルアンバサダーを務めたり、エイズのワクチン研究のために寄付を行ってきたというシャロン・ストーンが、広告モデルを務める「ダミアーニ」と新たなコレクションを立ち上げ、収益の一部をアフリカでの井戸掘削事業に寄付するプロジェクトを発表。会見に出席したシャロン・ストーンは「アフリカでは、チョコレート色をした水を使わなければいけない国があります。きれいな水の意味がわからない子供たちに安全な水を飲ませてあげたい」と、同プロジェクトにかける思いと意気込みを語った。

コレクションでは「男らしさを表現したかった」というシャロン・ストーンが思い描く理想の男性をイメージしてデザイン。ダイヤモンドをあしらったものが中心だが、入手しやすいようにとシルバーも用意したという。

会見では、「私はシャロン・ストーンです」と日本語でも挨拶。「日本は素晴らしい国。このプロジェクトを日本で立ち上げられて光栄です」と話し、「『マツモトキヨシ』にも行ったことがありますし、電車やバスの普通の交通機関を使いました。あと30年は日本に来たいですね」と日本好きをアピール。「ただし、日本の朝食はちょっと……(笑)。朝から魚はね……アメリカの朝食も是非食べてみて下さい」と付け加え、会場の笑いを誘っていた。

シャロン・ストーンがリムジンで現われ、有楽町は騒然。見物人が大挙して押しかけ、パニック状態となった

熱弁を振るうシャロン・ストーン。メモ書きする通訳が焦るくらいのボリュームと熱意だった