書くことで思考が「見える化」する
――メモから生まれたアイデアがかたちになったことも多いそうですね
ウェブサイトの構成をノートで考えることはよくありますし、現在展開しているビジネスマンのためのボイストレーニングスクール事業もメモから生まれました。
これは1冊のノートを使って、
- 頭の中で考える
- メモを書くことでアウトプットする
- 思考が熟成される
- メモを見ると別のアイデアがひらめく
- 再びアウトプットする
- 脳が自動思考する
という一連の作業をスムーズに行えた結果だととらえています。
自分がいま何を考えているのか、どんな問題を抱えていて、次にどんな行動をとればいいのか。メモをとることは、目に見えない「思考」を目の前に「見える化」してくれる重要なアクションである―そう考えています。
(次週はシンプルで簡単な思考メモのつくり方をご紹介します。)
(撮影 : 中村浩二)
INTERVIEWER PROFILE : 早川洋平 / KIQTAS(キクタス)
中国新聞社記者、全国紙系編集プロダクションのライターを経て入社した企画会社で2008年、良書の著者にインタビューするポッドキャスト「人生を変える一冊」をスタート。配信後2カ月でiTunes store podcastビジネスランキングで21日間連続1位を獲得、月間20万DLの人気番組に成長する。独立起業した現在は、インタビューやライティングに加え、ポッドキャストを軸にしたコンサルティング、コンテンツプロデュースなどを行っている。
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