三洋電機コンシューマエレクトロニクスは、SSDポータブルナビゲーション「ゴリラ」シリーズから、「NV-SD630DT」「NV-SB541DT」「NV-SB531DT」の3機種を10月8日に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は、NV-SD630DTが8万円前後、NV-SB541DTが7万円前後、NV-SB531DTが6万5,000円前後。

NV-SD630DT

NV-SB541DT

NV-SB531DT

今回発売された3機種は、いずれも吸盤式の車載取り付けキットを採用しており、他の車への載せ換えや、ドライバーの見やすい位置に合わせた取り付け場所の変更が自由に行えるとのこと。また、8GBのSSDを内蔵し、全国1,157エリアで建物の型や道路幅の違いを表示する詳細市街地図を収納。NV-SD630DTには6.2V型ワイドTFT液晶が搭載され、大画面と本体の小型化を両立させたという。NV-SB541DTとNV-SB531DTには5.2V型ワイドTFT液晶を搭載。

自由に取り付けが行える吸盤式の車載取り付けキットを採用

その他の特徴として、ナビゲーション本体に内蔵した上下・左右のジャイロセンサーと加速度センサーが、高架下やトンネルでも自車の位置を高精度に測位表示するという「ゴリラジャイロ」を搭載。別売のバックカメラを接続できる入力端子が装備され、カメラ接続時には2mと50cmの目安線を表示する。動作や表示などの処理を行う高速処理チップと、DDR(Double Data Rate)や2DG(2 Dimension Graphic)などの高速処理回路で構成する「Gorillaエンジン」の搭載によって、検索スピード・タッチ画面操作の反応速度や地図表示能力の向上など、操作感の大幅向上を実現したとのこと。

また、GPS信号をもとに、運転中の加速・減速・アイドリング時間などを計算・検知して、画面表示と音声によって警告を行うことでドライバーへのエコ運転を促す「エコドライブ情報機能」も搭載。ゴリラのキャラクターが画面に登場するなど、楽しみながら燃費の向上もサポートするという。

NV-SB541DTとNV-SB531DTには、現在地と目的地を結んだ直線を表示する「行き先ビーム表示」機能が装備され、歩行ナビゲーションとしても便利だとしている。

歩行ナビゲーションとしても便利な「行き先ビーム表示」

AV機能として、1週間10番組の予約録画もできるワンセグチューナー、SDカードに記録されたMP3形式とWMA形式の音楽再生と、MPEG4フォーマットの動画再生、JPEG形式の静止画再生機能、音声をFM電波に変換するFMトランスミッターを搭載する。