結婚式に出席した後のお楽しみといえば、引き出物の包みを開ける瞬間では? そこでゲストをがっかりさせるか、喜んでもらえるかは新郎新婦の腕の見せどころ。今回はゲストに「さすが!」と思わせる引き出物選びの参考に、女性向けWEBサイト「OZmall」を運営するスターツ出版が実施した「引き出物の予算は?」の調査結果を紹介する。

同調査は6月16日~6月30日の期間、オズモール会員226人を対象に行われた。まず引き出物の予算について質問したところ、「3,000円~5,000円」(66%)と最も多く、「3,000円未満」(13%)と合わせると、約80%のカップルが5,000円以内のものを選ぶという結果が出た。「5,001~7,000円」は18%、「7,001円以上」は3%だった。

人気の定番はゲストに好きなものを選んでもらえる「カタログギフト」のようだが、エステや旅行といった"体験"が選べるカタログも人気のようだ。また、ゲスト目線で支持が高かったのは、自分では買わないようなバカラのグラスやティファニーのカップなどのブランド食器。特に既婚者は5客セットなど実用的な部分も評価基準になるという。引き菓子についても、有名店やお取り寄せスイーツだと嬉しいという声もあった。

実際に贈った引き出物について自由回答を見てみると、3,000円未満ならば「レストランのシェフ手作りケーキ」(こじつさん)など、3,000円~5,000円ならば「女子にはRMKのグロスとネイル」(2チワワさん)や「ティファニーのシャンパングラス。婚約・結婚指輪ともにティファニーだったので幸せのお裾分けで」(kaorichamaさん)、「親戚が陶芸家なので、オリジナルの器を製作してもらった」(みんちゃんさん)など。

一方、もらって嬉しかった引き出物は、「ピクニックセット。丁度アウトドアにはまっていたので重宝しました」(とむとむさん)、「センスのいい食器はうれしかった。やっぱり2人が選んでくれた品物は2人の思いを感じられて嬉しいもの」(kazuejさん)など、ゲストに合わせて選ぶと心が伝わるよう。「真珠一粒と加工代金引き換え券。自分はいらなくてもネックレス加工をして母にあげられた。身軽に式から帰ってこられた」(kumaさん)など、利便性への心遣いも必要だろう。