米航空会社のコンチネンタル航空は、10月27日に国際航空連合「スターアライアンス」に加盟すると発表した。

同航空会社は現在、大韓航空など11社が加盟する「スカイチーム」に所属。10月24日の最終便をもって「スカイチーム」を脱退するとしている。

一方、スターアライアンスは全日空など21の航空会社が加盟する最大の国際航空連合だ。同社では、ノースウエスト航空がデルタ航空に吸収合併することを受け、2008年6月にユナイテッド航空との包括業務提携の締結を発表。発表当時より、ノースウエスト航空、デルタ航空が加盟するスカイチームから、ユナイテッド航空が加盟するスターアライアンスへ移籍する計画を表明していた。

今回の移籍について、同社は「ニューアーク・リバティー国際空港をハブとする当社の航空ネットワークは、スターアライアンスに加盟する航空会社を利用する旅行者にとって重要な役割を果たすだろう」とコメント。また、同社のマイレージプログラム「OnePass」の利用者は、今回の変更に伴う手続き等の必要はなく、保有するマイレージ残高は引き続きそのまま利用できるとしている。