リュック・ベッソン製作・脚本の大人気シリーズ第3弾『トランスポーター3 アンリミテッド』の公開に先がけ、2日に都内で特別イベント付試写会が行われた。上映前には庄司智春(品川庄司)が本編さながらの「ワイシャツ・ストリップ・アクション」を披露した。
主人公フランク・マーティン(ジェイスン・ステイサム)と同じ黒のスーツ姿で登場した庄司だが、開口一番、「僕が着ると喪服みたいですね(笑)」。芸能界屈指の肉体を誇る彼も、ジェイスンの鍛え抜かれた肉体には圧倒された様子。「表だけじゃなく、彼の背中を見てください。後背筋が本当にモコモコで、アクションはもちろんだけど肉体に釘づけになってしまいました」と興奮気味に語った。
ところが、「映画の中ですごいアクションがあるんですよ。『ワイシャツ・ストリップ・アクション』という……」と発言したところで、突然、「おい! 楽しそうにやってんなあ!」と睨みをきかせながら謎の男3人が乱入。「古いタイプのチンピラたち (笑)、ちょっと何やってるんですか」と制止に入る庄司をよそに、「古くねえよ!」と叫びながらMCと庄司を囲む男たち。すると庄司は、「いい加減にしなさい!」と怒りを爆発させ、謎の男たちに戦いを挑むことに。
男たちは庄司に襲いかかるも、彼の鍛えられた肉体から繰り出されるアクションに翻弄されてしまう。さらに庄司はジャケットで敵の首を絞めて投げ飛ばし、2人がかりで攻められてもワイシャツを脱ぐ時の気合だけで2人を吹っ飛ばした。上半身裸になりながらも敵を圧倒し、「トランスポーター・スリー!!!」と叫んで威圧する庄司。成す術もなく敗れた男たちは、「せいぜい幸せになれよ!」と負け惜しみを言うのが精一杯だった。
バトル後、「体を張って守りたい女性は?」と質問されると、新婚だけに「そりゃもちろん……、彼女しかいませんよね」と照れる場面も。だが報道陣から「どちらかといえば守られているのでは?」と指摘されてしまい、「バレました?」と苦笑い。妻・藤本美貴を守るために努力していることを聞かれ、「とりあえず彼女より収入が上になるように頑張っています。いまのところ同じくらいなので」とカミングアウトし、観客からも笑いが。
また、「アクションの間は誰のことを考えていた?」と意地悪な質問も飛び、恥ずかしそうに「ミキティーのことを(笑)」と答える一幕も。この発言を受けて、「先ほどの叫び声のところでは、本当は何と叫びたかった?」と報道陣に聞かれると、庄司も意を決したように「ミキティー!!」と絶叫していた。
映画『トランスポーター3 アンリミテッド』は、8月15日より新宿バルト9ほか全国ロードショー。