「串揚しんちゃん」

串揚げ「十本おまかせ」と「豚アゴチャーシュー」(400円)

1階の中央部分に立地

肉ネタ中心の串揚げを1本100円~でリーズナブルに提供。ピーマンの肉詰めから、鶏ミンチを詰めたナス、ササミを巻いた山芋など、ほとんどの串に肉を組み込んで、ひと工夫、ひと手間かけたネタで勝負している。串は店で仕込み、注文ごとに揚げている。オススメは「十本おまかせ」(1,500~1,600円)。豚ヒレ肉、豚バラ肉を巻いたアスパラ、オクラとエビとチーズを組み合わせたオクラチーズ、餅と明太子などを串揚げに。他につまみメニューとして、「豚アゴチャーシュー」(400円)などもある。フードは約30種類で、串揚げの味付けに使用する塩は自家製のアレンジ塩で、ソースもオリジナル。

営業時間: 16:00~24:00(L.O23:00)
席数: 11席

「鉄板焼 たことうみ」

エビのすり身やぶつ切りをトーストで包んであげた「たことうみ謹製 エビハトシ」(315円)、「まぐろホホ肉ステーキ おろしポン酢のせ」(630円)。アルコールは「神田ホッピー」がイチ押し

2階にある店内

施設内唯一の魚貝料理店。築地から仕入れる鮮魚を刺身や鉄板焼で楽しませる。フードメニューは35~40種類で、「子持ちししゃも」(100円)などリーズナブルなメニューが中心。また同店の社長の出身地ということもあり、長崎料理のエッセンスも随所に取り入れている。主なメニューとして、エビのすり身にぶつ切りのエビを加え、トーストで包んで揚げた「たことうみ謹製 エビハトシ」(315円)や、マグロのほほ肉を肉厚にカットして焼いた「まぐろホホ肉ステーキ おろしポン酢のせ」(630円)。

なお、「神田ミートセンター」内の全店共通で、「神田ホッピー」を販売しており、"名物メニュー"に育てようと工夫している。

営業時間: 11:30~14:00、16:00~24:00(L.O23:30)
席数: 56席

「グリグリグリル」

グリル系は「カルビ」(399円)や「イベリコバラ」(504円)が人気。「梅トマト」(315円)や「胃袋のコクのあるトマト煮」(420円)なども用意

肉のグリルと昔なつかしい洋食を提供する店。肉は、牛や豚だけではなく、鶏や羊、鴨などバラエティ豊かに用意。グリルした各種の肉類を、3種類のオリジナルソースで食べてもらう。総アイテム数は約40種類。グリル系は、「地養鶏むね」(231円)や「カルビ」(399円)、「イベリコバラ」(504円)など、300~400円台中心の手頃な価格設定。そのほか、丸ごとトマトに特製梅ダレかけた「梅トマト」(315円)や、イタリアの定番料理、トリッパの煮込みをベースにした「胃袋のコクのあるトマト煮」(420円)などもあり、洋食の要素を取り入れた一品料理も揃えている。

営業時間:11:30~14:00、16:00~24:00(L.O23:00)
席数: 52席

そして、17日にはさらに1店舗が増える予定。それが、豚料理をメインに扱う中華料理店「酔拳」だ。「汁旨餃子」(280円)や「土鍋麻婆」(480円)を提供し、同センター3階部分に立地する。フードの価格は100円~580円までで、280円~380円がメインの価格帯。総アイテムは25種程度となっている。

それぞれの店はライバルではあるが、客を取り合うのではなく、施設全体を盛り上げて「神田の新名所にしていこう! 」という気概で満ち溢れている。懐かしい"横丁"の雰囲気のなか、はしご酒を楽しんでみてはいかがだろうか。

営業時間等のデータは、取材時のものです