ワンショルダーのミニドレスに身を包んだキャメロン・ディアス

ハリウッドのウォーク・オブ・フェイムに名前を刻み、晴れて殿堂入りしたキャメロン・ディアスが主演最新作『私の中のあなた』のニューヨーク・プレミアに出席した。

『私の中のあなた』(原題:MY SISTER'S KEEPER)はジョディ・ピコーの同名小説の映画化作品。主人公のアナは、白血病を患う姉ケイトへ骨髄を提供するという使命を帯びて生を受けた少女。アナがケイトのドナーになることは必然であり義務。輸血も骨髄移植も、誰ひとり疑問を持たずに行われてきた。しかし、13歳になったアナは、腎臓移植を求められたとき、敢然とそれを拒否する。なぜアナは姉を救うことをやめてしまったのか。

アナとケイトの母を演じるのがキャメロン・ディアス。初めて母親役に挑んだキャメロンは「とにかく脚本が素晴らしかった。ずっとカサヴェテス監督ともお仕事をしたいと思っていたの。彼はとても正直で、真っ直ぐな映画を撮る。すごく信頼しているわ。私にとって、映画のテーマとなっている「家族」とは何ごとにも代え難い、大切なもの。誰しもが共感できる映画になっているから楽しみにしていてね」とコメント。

アナ役には『ミス・リトル・サンシャイン』(2006)で、若干10歳でアカデミー主演女優賞にノミネートされたアビゲイル・ブレスリン。白血病に冒された姉ケイトをTVドラマ『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』のアリエル・デュボア役で知られるソフィア・ヴァシリーヴァが演じている。

日本公開は10月予定。

中央がアビゲイル・ブレスリン。『リトル・ミス・サンシャイン』の頃に比べてぐっと大人っぽくなった

(C)Photo Courtesy of New Line Cinema