本田技研工業は18日、コンパクトな5ナンバーサイズの「ストリーム」の内外装を一部変更し、走行性能を向上させたモデルを追加するなどの変更を行ない、発売した。価格は182万円から275万円。

ストリーム RSZ

今回のマイナーチェンジで追加されたグレードは、2列シート仕様の「RST」と、「X」をベースに排気量を2.0L(リッター)とした「Gi」の2種類。従来の「X」「RSZ」と合わせ4グレードとなった。

X、RSZ共通の変更点としては、前後サスペンションの熟成による乗り心地や応答性、安定性の向上、新デザインの前後バンパー、同フロントグリル、同リアコンビネーションランプ、リアインナーフェンダー、イモビライザー、アレルフリー高性能脱臭フィルターなどの採用が上げられる。さらに、Xはフルホイールキャップ、新シート表皮などが採用された。

RSZは上記のほか、フォグライト、ダーククロームメッキ・ヘッドライトサブリフレクター、専用17インチアルミホイール、本革巻3本スポークステアリングホイール、同ATセレクトレバー、ドアミラーウインカー、セキュリティアラーム、ハーフシェイド・フロントウインドウなどを採用した。

新しいGiは、トランスミッションにCVTを採用。さらに安全装備として「CMBS」(追突軽減ブレーキ)や「VSA」(車両挙動安定化制御システム)を搭載する。

RSTは、軽量化やサスペンションに専用チューニングを施した新グレード。テールゲートスポイラーやエアロリアバンパーなどによりスポーティなエクステリアを実現したほか、軽量なアルミホイールも採用。インテリアは各部に赤のステッチを施し、黒と赤のコントラストを特徴としている。また、2列仕様化とラゲッジ床下収納ボックスなどにより、広く使い勝手が高まったラゲッジスペースを実現した。

なお、XとGi(FF車)は「平成22年度燃費基準+15%」を達成し、環境対応車普及促進税制に対応。自動車取得税と自動車重量税が50%減税となる。

ストリーム RST

ストリーム Gi

サイドビュー (X)

インパネ (Gi)

インテリア (X)

インテリア (RST)