それでは、トヨタ自動車、日産自動車、ホンダの100%減税となる車を見ていきましょう。

トヨタ自動車の場合、100%減税の対象となる車はプリウスやエスティマハイブリッド、クラウンハイブリッドなど。たとえば、プリウスSの場合、自動車重量税が約5万6,700円、自動車取得税が約10万2,100円と合計約15万8,800円も減税となり、追加経済対策の新規購入分の10万円と合わせれば、約26万円お得ということです。ちなみに、車の価格はメーカー希望小売価格で227万円(消費税抜き)です。

トヨタ プリウス(5月18日に新型プリウスが発売予定。写真は旧型プリウス)

日産自動車の場合、100%減税の対象となる車はエクストレイル20GT(クリーンディーゼル)[4WD・6MT]で、自動車重量税は7万5,600円、自動車取得税は12万8,500円の合計20万4100円が減税となり、追加経済対策の新規購入分の10万円を加えれば約30万円お得になります。ちなみに、車の価格はメーカー希望小売価格で285万7,000円(消費税抜き)です。

日産 エクストレイル20GT

ホンダの場合、100%減税の対象となる車は、ハイブリッド車のインサイトとシビックハイブリッド。たとえば、シビックハイブリッドMXBの場合、自動車重量税が5万6,700円、自動車取得税が9万8100円と、合計15万4,800円が減税となり、追加経済対策の新規購入分の10万円を加えれば約25万円のお得です。ちなみに、車の価格はメーカー希望小売価格で218万円(消費税抜き)です。

ホンダ シビックハイブリッド

表3

追加経済対策の新規購入分についてのみ加算しましたが、もし13年超の中古車を廃車にして、これらの車に乗り換えた場合、加算されるのは1台につき25万円となるので約40万円程度と、よりお得度はアップします。

このエコカー減税については減税適応期間があり、自動車取得税については、2012年の3月末までの登録車で、自動車重量税は2012年4月末までの登録車となっています。