まだイケる!? GWに利用したい高級ホテルの定額給付金宿泊プラン

全国の自治体で定額給付金の申請が始まって以降、定額給付金にちなんだ商品や企画が多方面で登場している。そんな中、今回はゴールデンウィークに利用可能なホテルの宿泊プランを紹介する。

東京赤坂の一等地に位置し、2007年4月から、東京全日空ホテルから世界最大のホテルグループ"インターコンチネンタル"のブランド名で改称した「ANAインターコンチネンタルホテル東京」では、ゴールデンウイーク中にあたる、4月29日、30日、5月6日の3日間に限定した「定額給付金宿泊プラン」を提供する。対象となるのは、7階～21階の"クラシックフロア"のシングルルームとツインルーム・ダブルルームで、いずれも通常1室1泊4万2,735円が、定額給付金の額にちなんだ1室1万2,000円で宿泊できる。なお、宿泊料金は1室あたりの価格となっており、ツインルーム・ダブルルームに2名で利用した場合にも1万2,000円で宿泊が可能だ。世界でもトップレベルのハイクラスホテルを、これを機に格安で体験してみるのはいかがだろうか。

神奈川・箱根観光の拠点として、複数の宿泊施設やリゾート施設を構える、日本有数の温泉リゾート「箱根ホテル小涌園」。そんな中でも現存する施設として最古の歴史を誇る「箱根ホテル小湧園」では、土曜日を除く5月31日までの1日5組限定のプラン「箱根を満喫! 定額給付金特別プラン」を提供する。同プランでは、洋室スタンダード(定員2～4名)を1泊朝食付きで1室1万2,000円で利用することができる(5月1日のみ大人1人8,000円)。予約は同社ウェブサイト限定で、申し込みは2名以上から受け付ける。

神奈川・横浜のベイフロントに位置し、ランドマーク的な存在のホテル「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」では、1泊朝食付きの定額給付金プラン「横浜お出かけプラン」を、6月2日を除く7月31日までの間提供中だ。通常1泊大人1名4万2,000円からの"スーペリアルーム・シティビュー"を1泊朝食(和洋食ブッフェ)付きで1万円～2万2,000円(1室2名利用時の大人1名料金、価格は日によって異なる)で利用できる。同ホテルによると、ゴールデンウィーク中は5月3日が既に満室、4、5日の予約が残りわずかとなっているが、その他はまだ余裕があるという。28日にスタートしたイベント「開国博Y150」で賑わいを見せる横浜観光の拠点にももってこいのプランだろう。

一方、こうしたホテルの宿泊の準備にも利用したい定額給付金にちなんだ商品も登場している。JTBグループのJTB商事が発売した「特別パック『定額給付金de揃えちゃおう!』」は旅行用品版の"福袋"。スーツケースをはじめとする旅行用品10点が含まれ、通常3万8,000円相当の商品が1万2,000円で販売される。ラインナップはA・Bセットの2種類で、スーツケース、チケットケースなど共通した8商品のほか、それぞれ別のアイテムが2種類含まれている。販売は、同社の旅行用品店「J's旅道具」「旅へ」または、同社ウェブサイト「旅道具屋」で、各セット50個限定としている。実際に配布された定額給付金を使わなくても、この機会に、ホテル各社・旅行業界が取り組む定額給付金に合わせたプランやセットを上手に活用してみてはどうだろうか。