江崎グリコは1日、20代~50代の男性600人を対象にインターネットで行った"メタボ対策"に関する調査結果を発表した。発表によると、20代からメタボへの危機感を持ち、各世代を通して低カロリー商品を積極的に取り入れている現状が明らかになったとのこと。

メタボ検診義務化以降、以前と比べて"メタボ"を意識するようになりましたか? : 江崎グリコ調べ

同調査は、メタボリック症候群検診(通称メタボ検診)の義務化から4月1日で1年を迎えるにあたって実施されたもの。メタボ検診義務化以降、以前に比べてメタボを意識するようになったという回答は、「とても意識するようになった(21.7%)」と「すこし意識するようになった(46.2%)」を合わせて約68%にのぼり、メタボ対策をするようになったかとの質問に対しては、8割近くが何かしらの対策をするようになったと回答したとのこと。年齢別の調査結果では、20代でも6割が「メタボを意識するようになった」と答えており、半数以上が「今後メタボになる可能性が高いと思っている」とメタボ化への危機感を募らせているという。

「低カロリー」や「カロリーオフ」を謳った商品を意識して購入したことがありますか? : 江崎グリコ調べ

食生活では、全体の半数が低カロリーやカロリーオフを謳った商品を意識して購入したことがある、との結果が出たという。20代でも低カロリー商品の活用度は他の年代に劣らず、"草食系男子"や"弁当男子"に続き、カロリーを積極的に意識した「カロリー男子」が今後増加していくこともあり得るかもしれないと江崎グリコは分析している。