BASELWORLD 2009」にてティソは、同社がオフィシャルタイムキーパーを務める「2009 MotoGP 世界選手権シリーズ 第2戦 日本グランプリ」開催を記念した新モデルを発表した。発売は4月1日。

2009 MotoGP 世界選手権シリーズ 第2戦 日本グランプリ開催記念モデルとして発表されたのは、「T-Race MotoGP 2009 Limited Edition」(14万700円)、「T-Race MotoGP 2009 Unlimited」(9万2,400円)の2モデル。2009年にちなみ、限定本数9,002本(国内入荷20本)というT-Race MotoGP 2009 Limited Editionは、スモールセコンド(6時位置)に加え、15分(2時位置)、30分(10時位置)のクロノグラフを搭載する。デザイン面では、カーボンダイヤルやケース、ベゼル、ラバーストラップをブラックとし、アクセントカラーにイエローを採用。5秒間隔で数字が刻まれるベゼルには、0の位置にスターティンググリッドやチェッカーフラッグなどのサーキットをイメージさせるデザインを施している。なお、裏蓋とストラップのバックルに「MotoGP」のロゴが刻印される。

「T-Race MotoGP 2009 Limited Edition」。ヘルメット型のスペシャルボックスには、2009年に開催される18サーキットの名称を刻印した18枚のメダルも同梱。このメダルは裏蓋としても使用可能で、交換用の特殊工具も付属する

一方、T-Race MotoGP 2009 Unlimitedでは、ケースのベゼル部分をディスクブレーキに、リューズガードをブレーキパッドに見立てたデザインが特徴。基本的なスペックは限定モデルと同様だが、限定モデルに同梱されるメダルと特殊工具は付属しない。

写真左が「Sea-Touch」(ブラックダイヤル/オレンジラバーベルト)。ダイビング機能では、ダイバーが潜水すると、時針が9時位置を指した後、分針がベゼルの目盛りを軸に水深を、時針は9時から12時位置にあるダイヤルの目盛りで移動速度を表示する。写真右は「T-Race MotoGP 2009 Unlimited」

また、タッチセンサー技術を搭載したダイバーズウオッチ「Sea-Touch」から新たに4モデル(15万1,200円~15万7,500円)が発表された。ダイヤル上には、アラーム、コンパス、温度計、ダイビング、ログブック、クロノグラフ、時間表示の7つのタッチセンサーを搭載。20気圧防水を採用するほか、インデックスや針には蛍光塗料を施し、バックライトを装備することで暗い深海にも対応する。発売は6月を予定している。

ブース内では、タッチセンサー技術を応用したデモンストレーションも行われていた