オーストラリアのローコストエアラインであるジェットスター航空は17日、関西(大阪) - ケアンズ路線を2009年12月から再開する計画を発表した。
同路線は2007年9月に就航を開始。以降、2008年12月からは運行を休止している。今回の計画では、関西(大阪) - ケアンズ間をA330型機による直行便を週4便運航。現在、東京(成田) - ケアンズ線が週7便、東京(成田) - ゴールドコースト線が週7便(2009年3月29日から)、および関西(大阪) - ゴールドコースト路線が週7便の週21便で運航しているが、2009年末までに日本とクイーンズランド州間のフライトを週25便まで拡大する予定だという。国際線用A330型機を運航するケアンズ駐在の運航乗務員、および客室乗務員を増員することが合わせて発表された。
また、同社ではジェットスター航空日本就航2周年を記念した特別料金のキャンペーンを実施。4月半ば~7月半ばを搭乗日とする日本発オーストラリア便を往復7,000円で提供するという。
今回の発表について、同社CEOのブルース・ブキャナン氏は「関西(大阪) - ケアンズ便については、空港との合意に達することが前提になります。私たちは空港当局との間に良好な関係を維持しており、この新しい路線案についての協議のもと、前向きな結果が得られるものと期待しています」とコメントしている。