3年ぶりの来日を果たしたトム・クルーズ(46)

トム・クルーズが主演最新作『ワルキューレ』のPRのため3年ぶりに来日、10日都内で記者会見を行った。会場にはテレビカメラ50台、スチール150台を含む600名の報道陣が詰めかけた。

第二次大戦末期、ヒトラーの思想と施策に強い疑念を持ったドイツ軍のシュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)はヒトラーの暗殺を決意する。作戦名は「ワルキューレ」。祖国の未来と世界の平和、そして愛する家族のために、シュタウフェンベルクは命をかけた"10分間のミッション"に身を投じる。

今回の来日キャンペーンは妻で女優のケイティ・ホームズと愛娘のスリちゃん(2)も同行。「僕がいちばん愛しているのは映画作りと家族なんだ」との言葉通り、オフだった9日は寿司を食べ、日比谷公園を散策して家族サービスをしたという。「スリは他の子どもたちと一緒になってはしゃぎ回っていたよ」と目を細めながら語った。


『ラスト・サムライ』の時もそうだったが、歴史物に出演するときは必ず時代背景を勉強するのだとか。「今回は特に実在の人物の役だったからね。今まで実際にいた人を演じたのは『7月4日に生まれて』だけなんだ。僕はナチスを憎んでる。でも、ナチスの中にもヒトラーのやることに異を唱えて行動を起こした人もいるってことがわかった」。この役には相当な思い入れがあるらしく、饒舌に熱っぽく語り続けていたが、ふと我に返り「…喋りすぎかな?」と苦笑い。大量の発言を訳し終えた通訳の戸田奈津子さんを「ごめんね。ありがとう」と気遣う場面もあった。

シュタウフェンベルク大佐の遺族とも会ったという。「実は、彼の子孫が冒頭のシーンに出演しているんだよ」

「独裁」と「暗殺」というシリアスなテーマを扱う本作だが、撮影現場の雰囲気は明るく、とても楽しい思い出になっているという。「砂漠のシーンは家族や友達も一緒にみんなでキャンプをしていたんだ。大好きな戦闘機P51にも乗れて、本当に楽しかったよ」とニコニコ。

トレードマークのアイパッチには慣れるまでに時間がかかったそうだが、「すごくクールだろ? 映画的でイイよね」とお気に入りの様子

『ワルキューレ』は3月20日、TOHOシネマズ、日劇他にて全国ロードショー。