結婚情報サービスを展開するパートナーエージェントはこのほど、「婚活と結婚情報サービスに関する調査」を実施、結果を公表した。同調査は2月23日~3月2日にかけて同社1月入会者を対象にインターネット上で行った。
同社によると、2009年1月の資料請求が通常のおよそ2倍となる1,600件、また入会者数も通常の1.6倍に上ったことから、入会者の急増に社会状況や心理の変化があるとみて、アンケート調査を行うこととした。
調査結果によると、今年になって結婚情報サービスに入会した人へのアンケートで「あなたが結婚情報サービスに興味を持ったのはいつごろですか?」と尋ねたところ、「1カ月~半年前」と答えた人が45%で最も多く、続いて「1年以上前から」(23%)、「ここ1カ月以内」「半年~1年」(18%で同率)という結果となった。
また入会したきっかけを尋ねたところ、一番多かったのは「新しい年を迎え、自分の年齢を意識したから」(45%)。次に「婚活について目にすることが多くなった」(18%)、「癒してくれる相手が欲しい」(13%)、「周囲の薦め」(7%)、「不況で自分の将来が不安」(6%)と続いた。
これらの結果から、同社は「半年ほど前から婚活ブームで結婚情報サービスについて興味を持っていた方々が、新年を迎えて自分の年齢を意識したことで危機感を募らせたことが入会数の急増につながったのではないか」と分析している。