爽やかにアレンジされた楽曲に合わせて、軽快にスタート。音楽は一度は聴いたことのあるクラシック曲のアレンジのようなもので構成されている。音楽のリズムに合わせてみると、意外とゆっくり。初心者向けは1分間に160のペースで、レベルが上がるほどテンポアップされるそうだ。最初はゆっくりと感じても、走っているうちにそうでもないように感じてくる。なるほど、これが一定リズムで走るということか。

2、3曲ごとに「背中が丸くなっていませんか? 背筋を伸ばして、身体に軸を作り、正しい姿勢で走ればもっと楽に走れますよ」「音楽のリズムに合わない場合は歩幅を小さく」といった、金氏によるガイダンスが入る。走りながらアドバイスしてもらえるのでわかりやすいし、コーチと一緒に走っているような感じがして心強い。さらに、「5分経過、49kcal消費しました」などと、5分ごとに時間の経過と目安のカロリー消費量がアナウンスされる。好きな曲とボイス・ガイダンスを聞きながら走ると思ったより時間が早く経過するようで、予定の15分をあっという間に走り切った。「私も意外と走れるんじゃない!」と気をよくして、しばしのウォーキング休憩の後、「EXERMUSIC」をリピートして再び15分間ジョギング。始める前は久しぶりのジョギングで自信が持てずにいたのに、これはなかなかの成果だ。

普段のジョギングやウォーキング用だけでなく、フルマラソンに向けた10週間のトレーニングメニューも用意されている。スタート時のレベルと完走目標タイムをセレクトすることができ、身体慣らしから本番直前練習まで、金氏のアドバイスを受けながら無理なくトレーニングできるのが特徴だ。これなら、初心者でも自分の体力や練習頻度に合わせて少しずつレベルアップし、フルマラソンを目指すのも夢ではない。

東京マラソンや青梅マラソンなどの大会別に、大会本番用のメニューもある。フィニッシュタイム別に複数用意されているので、大会当日はもちろん、練習用に使ってもいいだろう。試しに東京マラソン用を聞いてみると、槇原敬之の『どんなときも。』や、TRFの『EASY DO DANCE』など、ちょっとなつかしいヒットソングがメインの構成。金氏によるボイス・ガイダンスも全体のレースの組み立てが考慮されており、「間もなく雷門が見えてきます……」と地名が登場したり、観客の多い場所を教えてくれたりと、各大会の特徴に即したガイダンスで練習でも本番さながらの臨場感を味わうことができる。長時間にわたるフルマラソンでは、ときおり混ざる「リラックス、リラックス!」「がんばってください!」などの声も励みになるはず。緊張や他のランナーにつられることでペースを崩しやすい本番でも、音楽に合わせることで自分のペースを保つことができるのが魅力だ。

東京マラソンの本番用メニューはフィニッシュタイムごとに音楽が用意されている。ペース配分が難しいマラソンでも、自分のペースで快適に走れそうだ

ジョギング初心者から、フルマラソンを目指すベテランランナーまで活用できる「EXERMUSIC」。フルマラソンとまではいかなくても、軽快に走る将来の自分の姿をほのかに夢見て、まずは無料体験版から始めてみてはいかがだろうか?