「あなたは最近、トキメキを感じましたか?」と聞かれたら、読者の皆さんはなんと答えるだろうか。ナガセ ビューティケアが2日に発表した、働く女性の「感情と脳の疲れ」に関する意識調査結果からは、そんなトキメキに関する興味深い事実が明らかとなった。

同調査は1月に全国の20代~50代の働く女性を対象に実施され、有効回答数500人を得た。調査によると、9割以上(92.4%)が「トキメキが必要」と回答した。その理由には「若々しくいられる」「キレイになる」が多く挙げられており、トキメキが自分磨きに影響することが窺える。しかし実際には、トキメキを感じている女性は46.2%と半数に満たず、20代は58.4%だが40代にいたっては36.0%のみ。既婚未婚で比べると既婚の働く女性の方がトキメキを感じていない実態も浮き彫りになった。また、約7割(70.6%)は「昔の方がトキめいていた」とも。

トキメキの対象は、「夫」(17.3%)や「恋人」(18.2%)といった身近な人よりも、「有名人」(37.7%)に次いで「美味しいもの」(36.4%)、「本や映画」(33.8%)などが上位となる結果が出た。一方、特に心に残るイライラについて尋ねると、「旦那の存在」(30代)、「夫の勝手な行動(子供に甘い、私を無視する)」(40代)など。家庭において夫はトキメキではなく、イライラの対象となり果ててしまっているのだろうか……。