10分でエナジーチャージ! クリニックの点滴専用スペース

「病気ではないけれど、疲労感が抜けずにだるい」「今だけは風邪をひきたくない!」というとき、あなたはどうしているだろうか? 今、都心のビジネスマンの間では、仕事の合間に気軽に行ける予約不要の点滴専用スペース『TENTEKI 10』が話題だ。約10分間のビタミン点滴で体調をセルフメンテナンスでき、「ここぞ!」というときにありがたい即効性があるという。そこで、今回は1月8日にオープンした六本木にある『TENTEKI 10 東京ミッドタウンメディカルセンター』にて点滴体験をさせていただいた。

『TENTEKI 10』とは、近年の健康・美容指向に応え、クリニック内に誕生した点滴専用スペースのこと。疲労や肩こり、冷え症といった症状の回復のほか、風邪予防などの病気にかかりにくい身体を作る予防医療と健康増進を目的に、待ち時間の少ない専用スペースで点滴を提供している。2008年4月にオープンして評判となった『TENTEKI 10 恵比寿ガーデンプレイス』では、ビジネスマン、OLを中心に1日に30~60名の利用者があるそうだ。感覚としては、クイックマッサージならぬクイック点滴のようなものだが、実際は医師の問診後に行う本格的なビタミン点滴。しかも血液内に直接投与するため、口から取り入れるより即効性がある。おまけに注射に比べてゆっくりと体内に注入されるので、身体への負担も軽いという。即効性が高い短時間の点滴が、ビジネスマンの日頃の健康対策として受け入れられたのもうなずける。

今回、取材をした『TENTEKI 10 東京ミッドタウンメディカルセンター』は、『TENTEKI 10 恵比寿ガーデンプレイス』に続く2施設目だ。六本木の東京ミッドタウン・タワー6階にある一般外来、ドック・検診センター、デンタル、美容などのクリニックを集結させた複合医療空間「東京ミッドタウンメディカルセンター」は、周辺オフィスのビジネスマンに向け、日頃の不調やメンテナンスをサポートする予防医療に注力している。「当施設は”より健康でより美しく”をモットーに、オフィスワーカーの方やご近所の方に安心して手軽にご利用いただける施設を目指しております」(同施設広報)。そこで、当施設の方針と同じく予防医療を目的とする『TENTEKI 10』の導入へとつながった。

「TENTEKI 10 東京ミッドタウンメディカルセンター」

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