オーストラリアのカンタス航空(QF)と英国のブリティッシュ・エアウェイズ(BA)が合併交渉を進めていることがこのほど、明らかになった。
両航空会社は、「二重上場という形での合併の可能性について模索している」との声明を出し、最近マスメディアで取り沙汰されていた両社の合併交渉を公に認めた格好だ。ただし、今回の合併交渉について成立する保証はない。また、「それ以上コメントできることはない」と話している。
2社を巡っては、1993年にBAがQFの25%の株式を取得することで資本提携を行い、その後解消した経緯があり、「現在でも運航路線は補完関係にあり、共同運航を行うなどビジネス上の協力関係は継続中」(BA)だとしている。
また、BAはスペインのイベリア航空との合併協議も継続中だ。仮にBA、QF、イベリアの3社が合併することになれば、世界最大規模の航空会社となる。大手航空会社は、顧客獲得競争の激化や運賃の安いローコストエアラインの台頭などでなどで再編の波にさらされていたが、ここへ来て世界的な経済状態の悪化が急速に進み、経費削減のための再編に拍車がかかっている。