ポルシェ ジャパンは、10月4日にフランスのパリモーターショーで発表された「カイエンS トランスシベリア」の受注を22日より開始する。トランスミッションは6速MTとティプトロニックSが用意され、価格は6速MTモデルが1,062万円、ティプトロニックSモデルが1,104万円。

カイエンS トランスシベリア

「トランスシベリア」とは、モスクワからモンゴルの首都ウランバトールまで約7,200kmを走破する大陸横断ラリー。「カイエンS トランスシベリア」は、カイエンSとおなじ4.8L V8 DFIエンジンを搭載、最高出力はカイエンGTSと同じ405PS(298kW)/6,500rpm、最大トルクは500Nm/3,500rpmを発生する。最終減速比もカイエンGTSと同じ4.1:1とし、カイエンSを上回る加速性能を発揮するという。そのほか、電子制御ダンパーシステム「ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)」を標準装備する。内外装もラリーレイドの参戦車両を倣ったデザインとしている。なお、両モデル共に、左ハンドル仕様と右ハンドル仕様が用意される。

フロントドアにはナンバーはないもののゼッケンスペースまで用意される