囲碁本来の魅力と新しい楽しみ方を提案しようと、昨年初めて行われたイベント「IGO FESTIVAL」が、今年は文化の日の11月3日によりパワーアップして開催される。若手プロ棋士や囲碁ファンの若者らによる囲碁普及プロジェクト「IGO AMIGO」の主催。会場は六本木ヒルズ森タワー52階の展望台東京シティビュー、入場料(昼の部)は前売で大人1,200円、高校・大学生900円、4歳から中学生500円。

当日は女流棋士12名による公式9路棋戦トーナメント「妙花」の開催や「女性と囲碁」をテーマにした写真コンテスト、打った場所で運勢を占う「碁石おみくじ」など誰もが見たり参加したりして楽しめるコンテンツを多数開催。さらに囲碁の世界ではなぜコンピュータが人間に勝てないのかを解説するプロ棋士とコンピュータのデモ対局や人気棋士らが教える「10分で分かる囲碁入門」、打ち方だけは名人になれるかもしれない「囲碁打ち方入門」など囲碁の奥深い魅力の一端に触れられる催しも多数用意されている。女性には、女流プロ棋士が懇切丁寧に指導してくれる女性限定囲碁入門教室(別途追加料金:2,500円)に参加できるチャンスもある。

「IGO AMIGO」は、「難しそう・暗い・地味」といったイメージから囲碁を避けている人に「まずは囲碁に対しての興味を持ってもらい、一度でいいからその魅力を体験してもらいたい」との思いで活動しているプロジェクト。「若さ・明るさ・活気・人の輪」を囲碁にもたらすための取り組みのひとつとして「IGO FESTIVAL」を企画しており、当日は梅沢由香里女流棋聖、謝依旻女流本因坊、加藤啓子女流最強位らプロ棋士も多数イベントに参加する予定だ。