主人公・紅渡(=仮面ライダーキバ)役の瀬戸康史。「大切な人を思う気持ちをみなさんに感じてもらえればうれしいです」

映画『劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王』が8月9日に封切られ、東京・丸の内TOEI1にて初日舞台挨拶が行われた。壇上にはシリーズのメインキャストとゲストが顔を揃え、熱戦が続く北京オリンピックにちなんで、映画の世界でも金メダルの獲得を目指すと意気込んだ。

本作の注目のポイントは、やはり劇場版ならではの多彩なゲスト。劇中で3.2メートルもの巨大ライダー「仮面ライダーアーク」に変身するネプチューンの堀内健は特注の金のベルトを披露し「田村でも金、谷でも金、ママでも金。映画でも金ということで、金のベルトを作っていただきました。ホテル三日月の黄金風呂を溶かして作ったベルトです。もらえるなら換金しようって話です。映画も金メダル取れるぐらいすばらしい作品になってます。今回親子愛がテーマなんですけど、この間実家に帰ったら僕の部屋が物置になってました(会場笑)」と劇中での悪役ぶりとは正反対の爆笑トークを披露。

紅音也役の武田航平。「一所懸命やりましたんで今日は楽しんでいただければいいなと思います」

名護啓介(=仮面ライダーイクサ)役の加藤慶祐。「すさまじいバトルシーンになっているので、ぜひ見ていただければと思います」

麻生恵役の柳沢なな。「作品は暖かいものになっています。親子共演や豪華なゲストをしっかり見届けてください」

麻生ゆり役の高橋優。「出来上がりを見て心が暖かくなりました。笑いあり、涙ありの作品になっているのでお楽しみに」

キバットバットIII世の声を演じる杉田智和。「先日ヒットを祈願してネプ投げをされてきました。あと本日発売、しゃべるキバットのぬいぐるみだよー」とPRもバッチリ

劇場版で登場する白峰天斗(=仮面ライダーレイ)役の山本匠馬。「テーマの親子愛のほかにも見どころ満載ですので、ぜひ楽しんでください」

平成仮面ライダーの劇場版を多数手がける田崎竜太監督。「親子の絆は当たり前のように思えて、じつはとても不思議なファンタジーなんだということを描いたつもりです」

またこの日ちょうど試合中だった柔道の谷亮子選手にエールを、という突然のリクエストに堀内は「谷さん、金メダルおめでとうございます! 僕はやるなやるなと思ってたんですけど、ぜひこの映画も金メダルを取りたいと思います。……谷さん、残念でしたね! 谷さんは残念だったんですけども、この映画ではきっちり金メダルを取りたいと思います」と両バージョンのコメントを披露し、会場の爆笑をさらっていた。

同じく劇場版で登場する杉村隆(=仮面ライダーアーク)役の堀内健。「あっと言う間の700分(※実際は70分です)。全身から汗がジュワーと出るぐらい手に汗握る作品になってます」

アドリブでベルトの声を吹き替える堀内。「ヒマワリノタネ、タベタイヨー!……このネタ、やらなきゃよかったねー」

主題歌「Circle of Life」を歌う相川七瀬も駆けつけた。「曲はすごいパワフルで、時間をたっぷりかけてレコーディングしていい仕上がりになってます」

相川からは主演の瀬戸と堀内に、特製の金メダルを贈呈。「この金メダルより相川さんのほうがピカピカしてますよ」と堀内

映画『劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王』は、丸の内TOEI1ほか全国東映系劇場にて 公開中。同時上映は『炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!』。

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STORY

突如甦った強敵・レジェンドルガ。さらに刑務所からは死刑囚の杉村隆が脱走し、杉村は仮面ライダーアークへと覚醒してしまう。杉村の謎を追ううちに、22年前の事件がレジェンドルガ復活の鍵だとつかんだ紅渡は過去に飛び、自らの父親である音也たちと出会う。時間の壁を越えて描かれる親子の絆。ついにキバは新フォームとなってアークに戦いを挑む!