『相棒』超えで続編も? - 藤原竜也主演映画『カメレオン』初日舞台挨拶

俳優の藤原竜也が主演する映画『カメレオン』が5日、初日を迎え、東京・丸の内東映で舞台挨拶を行った。

同作は、カメレオンのようにいくつもの表情を持つ主人公・伍郎(藤原)が、ささいなことから裏社会の巨大組織に命を狙われ、復讐に燃える姿を描くクライムアクション。ノースタントという激しいアクションシーンと藤原の骨太な演技が見どころとなっている。

藤原は「最初は、難しい作品と役だと思いました。9割の不安と1割の自信で臨みましたが、肉体を使って表現できたのは光栄でした」と振り返り、ヒロインの水川あさみは「藤原さんはストイックで集中力があるんです。引き出しが開いていくのを間近で見ている感じで刺激的でした。監督が要求されたことに対して悩むことなく演じられてよかった」と感慨深げ。一方、阪本順治監督は、女性で埋め尽くされた観客席を見て「僕の映画を見るのは友達のいないような人が多いのですが(笑)、今日は新鮮な気持ちです」と語り、「『相棒』くらいヒットすれば、続編もあり得るかな?」と笑わせていた。

『カメレオン』は、丸の内東映ほか全国東映系で公開中。