「オープンソース焼きそば」朝昼晩3食セットを10名様にプレゼント!

応募ページはこちら 締切:6月16日(月)まで

東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の「LinuxWorld Expo/Tokyo 2008」(28日~30日)において、「オープンソース焼きそば」なるものが配布されている。野村総合研究所(NRI)が開発したもので、同社ブースで入手可能。ヤケドしそうな熱湯をかけて3分後、湯切りを実施してからソースをからめることで完成。Linuxなどを知らないユーザーでも美味しく食せるという。

野村総研のブースで「オープンソース焼きそば」を発見。浴衣のお姉さんも「食べたいです!」。私だって同じ気持ちだが、お湯がない

今年で10周年を迎えるLinuxWorld Expo(IDGジャパン主催)。最新のオープンソース・テクノロジに触れられる国内最大級のイベントだ。出展企業各社によるさまざまな製品やソリューションが紹介され、趣向を凝らしたノベルティグッズでアピールするブースも多く目につく。そんな賑わいの中、ひときわ目を引く品が「オープンソース焼きそば」。聞けば、野村総合研究所が開発したという。野村総研が焼きそば事業に? なぜ"焼きそば"なのか皆目見当もつかないが、野村総研ブースに開発責任者だという同社NRI情報技術本部 オープンソースソリューションセンター長の寺田雄一氏がいたので、そのへんのところ、聞いてみた。

「オープンソース焼きそば」の生みの親である野村総研・寺田氏。開発には2カ月を費やし、6,000個の生産に踏み切った

――あなたが開発したのか

私が責任者ですが、みんなで作りました。

――なんのために開発したのか

オープンソースという言葉をユーザー様にもっと浸透させたいという思いから作りました。オープンソースと聞くと、「高いスキルが必要」「安心できる有償サポートを受けられないのではないか」と敬遠してしまうユーザーも多いんです。だから、オープンソースをもっと身近に感じてもらえるものとして考案しました。当社では2006年からオープンソース・テクノロジを使ったワンストップサービス「OpenStandia(オープンスタンディア)」を提供しています。導入支援からメンテナンスまでをサポートするもので、「オープンソース焼きそば」を通じて認知を広めていければと思いますね。

――伝統ある会社なので意外な気がするが、社内で異論はなかったのか

やはり社内では「いかがなものか」という反応もありましたが、オープンソースを認知させることが重要と説き伏せました。殻を打ち破ったんです。それに新しいことを始めるのは、当社の特徴である新規性にもリンクしますし。

――ところで、どうやって食べるのか

お湯をかけて普通に食べられます。

――初心者でも問題ないか

はい。

――なぜ焼きそばなのか

身近なものといえば焼きそばだろうと。

――味に自信は

びっくりするくらい美味しいです。

――食べるとどうなるのか

オープンソースに強くなります(笑)。

――本当か

効果がない場合は、当社までお問い合わせください(笑)。「OpenStandia」についてご説明させていただきます。

――ソースコードは公開していくのか

もちろんです。

――ほかにもできるのではないのか。「オープンソースかつ」とか

第2弾、第3弾とやっていければと思います!

――この記事を掲載してもいいのか

問題ありません。

――そうですか、ありがとうございました。

※半ば冗談交じりであることは言うまでもありません。

野村総研が提供する「OpenStandia」はすでに100社以上の導入実績を持ち、信頼できるオープンソース・ワンストップサービスだ。OSやデータベースなど35種類のオープンソースをサポートしており、これらを自由に組み合わせたシステムの新規構築や再構築を支援するだけでなく、既存オープンソース・システムの障害復旧なども行なっている。

「オープンソース焼きそば」のラベル裏面には、その御利益なるものが記されている

同イベントは30日(金)まで開催している。いますぐにでも欲しいという食欲とか好奇心が旺盛な御仁は、東京ビッグサイトの野村総研ブースに出かけてみてはいかがだろうか。