ビザ・インターナショナルはこのほど、海外に行った際のクレジットカードの使用実態と意識に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。同調査は、クレジットカードを使用している男女各300人(20代、30代、40代、50代、各150人)に対してインターネット上で実施した。
「海外に行った際に利用する支払い方法」という調査項目では、「現金」と「クレジットカード」の利用率にそれほど大きな違いがない30~50代に比べ、20代では「クレジットカード」の利用率が10ポイント以上低い結果となった。一方30代以上は、海外旅行中におけるクレジットカードのサービスの認知率や利用率が高く、カードを上手に使いこなしているとことがうかがえるという。
そのほか、海外に行った際にクレジットカードを利用する人は全体の92.5%を占め、「最も多い支払い方法」として、現金を20ポイント以上引き離して一位となった。また「海外でクレジットカードを利用する理由」では、「ポイントがたまるから」(59.9%)や、「カードが1枚あれば完結してしまうから」(55.7%)、「現金に両替するのが面倒だから」(51.4%)という回答が上位に並び、これらの結果から同社は、「クレジットカードは海外での消費行動に不可欠なツールとして日本人の生活に浸透していることが読み取れる」と結論づけた。