ナイキはこのほど、フットボールスパイクシリーズ「NIKE TOTAL 90 LASER II」を発表した。同シリーズは、5月より全国にて順次販売を開始している。ラインナップは「NIKE TOTAL 90 LASER II HG」(土グランド用)、併せてカンガルーレザー仕様モデルとなる「NIKE TOTAL 90 LASER II K-HG」(土グランド用)、「NIKE TOTAL 90 LASER II K-FG」(芝グランド用)。価格は「NIKE TOTAL 90 LASER II HG」が2万1,000円で、「NIKE TOTAL 90 LASER II K-HG/FG」が2万2,050円。
「NIKE TOTAL 90 LASER II」は、プレーヤーのキックの精度とシュートのパワー向上を目指し開発されたフットボールスパイク。靴紐を通すハトメをシューズの中心から外した「オフセットレーシングシステム」により、スパイクとボールの接触面を拡大し、キックのブレを抑制するとともにボールのコントロール性や精度を高めるという。また、ストライクゾーンを最大化する「Vツインレーシングシステム」を採用。さらに、中敷のサポート性をアップさせたほか、密度を変えた複数の素材を足の形に合わせて配置することで、よりフィットした履き心地を実現している。
同スパイクを着用予定となっているフェルナンド・トーレス選手(リバプールFC所属)は、「(自分にとって)今回発表されたモデルでは、前足部の靴紐が隠されたことが大きな変更点となっている。この改良は正確でパワフルなキックを生み出すことに貢献してくれるはずだ」と語っている。