日産自動車は、北京で開催されるオートチャイナ 2008(通称:北京モーターショー、4月20日~28日)に、高級セダンの新型「ティアナ」を全世界に先駆けて披露する。またインフィニティブランドからは、中国で初披露となる高級クロスオーバー「EX35」を出展する。
新型「ティアナ」は、"モダンラグジュアリー"と"おもてなし"をコンセプトに開発された高級セダン。全ての乗員がリラックスできる明るく開放的な「室内空間」と快適な「乗り心地」を実現しているという。エンジンは2.5L(リッター)V型6気筒の「VQ25DE」と、3.5Lの「VQ35DE」を搭載し、エクストロニックCVTと組み合わせられる。また、中国向けには燃費とパフォーマンスを両立した2.0L直列4気筒の「MR20DE」も設定される。
また、新型「ティアナ」は日本でも6月に発表される予定だが、発売に先立ち、4月25日より同社のホームページで一般公開する。同ホームページではエクステリア、インテリアの公開をはじめ、機能、グレード、カラーバリエーションの紹介といった情報が盛り込まれる。
北京モーターショーの日産ブースでは、「ティアナ」に加え、中国で初披露となる2台のコンセプトカー、「PIVO2」と「NV200」の他、本年4月に発売した「リヴィナ C-Gear」をはじめ、「リヴィナ」、「リヴィナ ジェニス」、「ティーダ」、「シルフィ」、「キャシュカイ」、「350Z」、「パラディン」を出展する。
インフィニティブースでは、2007年7月の同ブランド販売開始以降、中国市場で4車種目となるインフィニティ「EX35」を出展する。「アラウンドビューモニター」などの最新技術とクーペのようなデザインが特長で、成長を続ける中国の高級車市場に新しい価値を提供する。そのほか、同ブースでは本年1月に発売された「M35(日本名:フーガ)」を始め、「G35セダン(日本名:スカイラインセダン)」、「FX」を展示する。