オンラインで仮想空間を楽しむ「セカンドライフ」内の「エンたま! タウン」では、6月公開予定の映画『REC/レック』の体験型プロモーションを5月2日からスタートさせる。セカンドライフのようなバーチャルワールドで本格的な体験型映画をPRするのは、今回が日本では初の試みだ。

6月から日本でのロードショーが決定した『REC/レック』

本国スペインで公開されるやいなや、並み居るメジャー大作を抑えてメガヒットを記録した同作。究極の恐怖に直面しながらも克明に記録されていく映像は、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』や『クローバーフィールド/HAKAISHA』をも凌駕する圧倒的な緊張感を生み出したP.O.V=ポイントオブビュー(主観撮影)という手法によるもの。TV番組のクルーの視点で描かれる映像を、"生映画の映像"として見せることで恐怖感を倍増させ、本国スペインでは社会現象まで巻き起こした。

映画『REC/レック』の舞台となるアパート内のバーチャル映像。映画顔負けの映像は秀逸

今回のプロモーションは、惨劇直後の現場である建物を疑似体験させることで同作の謎と恐怖感を想起させ、映画館への来場意欲を高めさせる体験型プロモーション。EXP株式会社のプロデュースにより、映画の特徴であるP.O.Vなどのカメラワークを実際に取り入れ、外部サーバと連携することで映画の世界観を多角的に再現していく。3D仮想世界における表現力の限界を追求した究極の映像は必見だ。今回のプロモーションは公式サイトとも連動。セカンドライフ内でメイキング映像を公開するなど、リアルイベントと連動しながらクロスメディアを展開していく。

『REC/レック』ストーリー

住人の通報を受けてアパートに急行した取材中の女性レポーターと撮影チーム。だが、アパートは突如封鎖され、ある病原菌が拡散して人々は恐怖に直面する。アパート内で次々と起こる謎。レポーターと撮影陣がその謎を明らかにしていくが、次第に戦慄の恐怖へと陥るのだった……。

同作は6月より、池袋シネマサンシャインほかにて全国ロードショー