テレビやネットの花粉症対策は実行しない? - インターネットコム調べ

インターネットコムは、gooリサーチと協力して花粉症に関するインターネット調査を実施し、発表した。調査対象は、全国10代～60代以上のユーザー1,096人で、男女比は男性が52.92%、女性47.08%となる。調査期間は、4月3日～4月5日の3日間。

同調査によると、「あなたは花粉症ですか」との質問に対し、「はい」と答えたユーザーが42.43%、「いいえ」と答えたユーザーが42.97%と約半々。ちなみに、「以前は花粉症だったが今は治った」という人は3.47%となっており、治療方法としては「特に何もしていない」という回答が42.11%と最も多かった。

また、現在花粉症、もしくは過去花粉症だったユーザーを対象に、実施したことがある花粉症対策について質問したところ、「目薬」が最も多く60.44%、続いて「マスク」が51.69%、「飲み薬」が49.11%となった。この結果から、最近話題となったレーザー治療などの積極的な治療ではなく、従来から存在する方法が選ばれる傾向にあると推察できる。

これらの対策を選んだ理由としては、「なんとなく」が1位の42.74%、2位は「病院の勧め」19.88%、以下、3位「家族の勧め」17.89%、4位「テレビ番組を見て」で13.32%となっている。ちなみに、「インターネットを見て」という人は6.36%しかおらず、インターネットやテレビなどの特集をみて、花粉症対策を実行する人は少ないということが浮き彫りとなった。

一方、花粉症をインターネットで調べたことがあるかを質問したところ、「ある」と回答した人は42.35%と約4割にのぼっている。上記の結果を合わせて考えてると、インターネットで花粉症は調べる人は多いものの、対策のきっかけとはなっていないということが言えるだろう。