日産自動車は、小型乗用車の「ノート」の外観変更や車種体系の見直しなどのマイナーチェンジを行なうとともに、特別仕様車「Plus navi HDD(プラス ナビ エイチディーディー)」を設定し、1月16日より発売する。併せて関連会社であるオーテックジャパンより、「ノート ライダー」シリーズ、福祉車両の「アンシャンテ」シリーズが発売される。価格は135万4,500円から231万2,100円。

ノート 15X

「ノート」は2005年1月に発売されたコンパクトな乗用車。今回のマイナーチェンジでは、エクステリアデザインを変更するとともに、インテリアの質感や使い勝手を向上。併せてエンジンとトランスミッション(CVT)の改良を行なった。

エクステリアでは、ヘッドランプ、エンジンフード、フロントグリル、フロントバンパーを一新した。ボディカラーには、新色のブルーターコイズ(特別塗装色)、フロストグリーン、アメジストグレーの3色を追加。インテリアは、サンドベージュ、ブラック、カーボンブラックの3種類の内装に、新シート&ドアトリムクロスを採用した。また、視認性向上のためメーター開口部を拡大。リヤセンターアームレストや、撥水加工シートなど利便性の高い装備を設定している。

メカニズムでは、「HR15DEエンジン+エクストロニックCVT」の改良により、新燃費・排気試験「JC08モード」に2WD全車が対応。車種体系については「15RS」を新規設定し、スポーティーグレードを強化している。

また、特別仕様車「Plus navi HDD」は、「15G」「15G FOUR」「15X」「15X FOUR」に設定。HDDナビゲーションシステムに加え、トップシェード付UVカットグリーンガラスなどを装備している。

「ノート ライダー」シリーズもフロントデザインを一新。また、高性能シリーズ「ライダー ハイパフォーマンススペック」を、「エルグランド」「セレナ」に続き、ノートにも追加設定した。専用チューンドエンジンやボディ剛性の向上、サスペンションチューニングにより、より高い走行性能を実現した。

福祉車両の「アンシャンテ」では、助手席スライドアップシート(昇降シート車)、助手席回転シート(回転シート車)、ドライビングヘルパー オーテックドライブギア タイプe(運転補助装置付車)などが用意される

15X インパネ ※内装色:サンドベージュ

15G インテリア ※内装色:ブラック

ライダー

アンシャンテ