東京・銀座のデパート「松屋銀座」では、「本物のイタリアを銀座に」をテーマにした「イタリアフェア」を開催している。同フェアは、イタリアにまつわる衣食住関連の商品を扱うイベントで、中心となるのが食品やリビング雑貨の販売などを行う「イタリア展」である。

イタリア展は10月2日までの期間、8階大催場で開催。イタリア半島の付け根に位置し、様々な美食食材の宝庫として知られるエミリア・ロマーニャ州を特集しており、同州の中心地となるパルマからは、特産品である生ハムが登場。具体的には、イタリア国内で最高峰といわれるサンニコラ社の「プロシュット・ディ・パルマ」に加え、豚の尻から脛にかけてのごく限られた部位を使い、手作業による伝統的な製法で12ヶ月以上熟成させたという「クラテッロ」も扱っている。またワインに関しては、毎春イタリア・ヴェローナで開催されるイタリア最大の国際見本市「ヴィニターリ」での受賞作品を用意。「イタリア全20州のワインや、日本では松屋銀座でのみ入手可能なイタリアを代表するワインも扱っています」(松屋銀座 コーポレートコミュニケーション部 広報課)。

パルマの特産品である生ハムは、最高峰品質の商品を厳選提供するという

イタリア最大の国際見本市「ヴィニタリー」での最高金賞受賞ワインをはじめ、入賞ワインを販売。日本では「松屋銀座」でしか入手できないワインも登場するとのこと

イートインコーナーには、東京・麻布のイタリアン「アロマフレスカ」が運営するワインショップ&バーのソムリエがセレクトしたワインを扱うバー「カーザ・ヴィニタリア バイ アロマフレスカ」がオープン。グラスワインは1,050円からで、パルマの生ハムやチーズのプレートと共にワインを気軽に楽しめる。他には静岡・伊東と栃木・那須にあるイタリア料理店「ラ・ヴィータ・エ・ヴェッラ」によるパスタバーや、イタリア「真のナポリピッツァ協会」の日本最初の認定店というナポリ料理店「さくらぐみ」(兵庫・赤穂市)も出店している。

兵庫県赤穂市の「さくらぐみ」からは「魚介のパスタセット」(2,940円)などのナポリ料理が登場

また菓子類では、地元で長らく愛されているミラノ市内のパスティチェリア・バール「Alvins(アルヴィンズ)」が出店。ミラノの街でよく見かけるという「カップドルチェ」(各315円)を約10種類を販売しており、ティラミスやパンナコッタといったおなじみのスイーツがカップ入りのかわいいスタイルで並ぶ。オーナーパティシエ、アルベルト・ロッフィア氏によるドルチェづくりの実演も行い、イベントを盛り上げている。日本初登場となる「アンティカカフェ」は、19世紀の創業以来、コーヒー豆を職人が少量ずつ丁寧に薪釜で焙煎するという昔ながらの製法にこだわっており、今回のイベントではイートインスペースにてこの製法で焙煎された豆で淹れるエスプレッソとアルヴィンズのオリジナルドルチェを提供する。

写真上はミラノ市内にある「アルヴィンズ」の「カップドルチェ」各315円。写真右は「アンティカカフェ」より「エスプレッソ」368円

雑貨類のコーナーでは、イタリア製のキッチンツールを販売。イタリア語の「LEGNO(木)」と英語の「ART(芸術)」を組み合わせた「LEGNOART(レニョアート)」は、その名の通り「木の芸術品」がイタリアをはじめ欧米各国で高い評価を受けているというブランド。そんなレニョアートのワイングラスやワイングッズを販売する他、スタイリッシュなデザインの「デバイスタイル」のワインクーラー、「デロンギ」のコーヒーマシンやトースターなども扱い、総合的にイタリアの食文化を紹介するイベントとなっている。