パスモは25日、同社が発行する交通ICカード「PASMO」の累計発売枚数が23日に500万枚を突破したことを明らかにした。一時は品不足で発売を控えていたが、10日に全面的な発売を再開。その後は順調に販売数を伸ばし、今回の500万枚突破に至ったという。
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PASMOは3月18日にサービスを開始し、そのわずか4日後に100万枚、14日で200万枚と、爆発的な売れ行きを見せた。しかし、当初の目論見を大きく上回る勢いで売れたため、カードの在庫が僅少になり、4月中旬から9月中旬までのあいだ、定期券以外のPASMOの発売を中止せざるをえなくなった。その後、一部では定期券用のICカードも確保する見通しが立たなくなり、すでにPASMO定期券を持っている人の継続販売のみを受け付けながら凌いでいた。9月上旬、ようやく一定数のICカードを確保できたことを受けて、定期券以外のPASMOを含めて発売を再開。パスモは、今後も継続して安定的な販売に努めるとしている。