次に少数グループに分かれて「ハネムーンで行きたい場所」というテーマで会話を開始した。私は先ほどのAさんと、その友達の女性Bさんのグループに混ぜてもらう。私は「普段は行けないような場所に行きたい」と言いたかったが、英語で何て言うのか思いだせない。しかし、そこはご愛嬌。なんとか単語を組み合わせて説明。時たま日本語が混ざってしまったが、まあこんなものだろう。それから30分ほどすると、今度は数字の書かれた"くじ"が手渡された。つまり英語のスピーキングレベルに関係なく、数字が一緒になった者同士がペアを組み、会話するというものだ。

同じ数字の書かれた"くじ"を持つ者同士がペアを組み、英語で会話する。私の相手は……

私とペアになったのは、外国に6年間留学した経歴を持つ女性Cさん。相変わらず話すことはあやふやなままだったが、なんとか聞くことはできて若干安心する。また、少し気持ちが和らいだせいか、好きな映画について話すこともできた。後でここへ通っている理由について聞くと「日本で生活していると、英語を使う機会が減ってきて忘れてしまうんです。ここにくることで定期的に英語を使おうと思って」とCさん。確かに、周囲には英語を流暢に話せる人も多く来ており、会場では政治やビジネスをテーマにした会話も飛び交っていた。参加者も老若男女様々なのはもちろん、外国人留学生の姿も見えた。職業も学生から商社マン、看護士までと多種多様だったが、来場するモチベーションの高さは同じであるように感じた。

今回参加してみた感想は、「英語が苦手」と思って英語を使わないでいるより、まずは英語を使ってみようという気持ちにさせられたということだ。まずは形になっていなくても、英語で話してみる。そして、正しい表現を少しずつ学んでいくきっかけを与えてくれる場がこのワンコインで学べる英語サークルなのではないだろうか。この教室を開くに至った経緯についてTomoさんは「TEGを立ち上げて6年が経とうとしています。インターネットで英語サークル開催の呼びかけをしたのが始まりなんですが、多くの反響があり、今ではたくさんの人が参加しています」とした上で「高いお金を払って英会話スクールに通うのではなく、気軽に英語を話せる場として、ぜひ一度参加してみてください。サークルの参加者は約90%が1人で来ているので、参加しづらいということはありません」と参加を呼びかけた。同教室は池袋や銀座で開催しているので是非チェックしていただきたい。