エーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)は4日、東京急行電鉄との業務提携に基本合意したと発表した。これにより、首都圏全域のam/pm約1,000店において、交通系IC乗車券カード「PASMO(パスモ)」による決済サービスが導入されることになる。コンビニエンスストアでPASMOが導入されるのは初。
am/pmは、これまでビットワレットが運営する電子マネー「Edy(エディ)」をコンビニエンス業界で初めて導入するなどしてきた。PASMOは3月18日のサービス開始以降、交通系IC乗車券カードとして首都圏を中心に410万枚以上(6月末時点)が発行されている。PASMOの加盟店数は約1,500店だが、am/pmの導入により約2,500店舗で利用できるようになる。
導入されるのは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県の関東一円で展開されているam/pmの全店舗で、順次端末を設置していくとしている。なお、東武鉄道・京成電鉄・相模鉄道・首都圏新都市鉄道の各駅及び各私鉄グループ会社や関連施設等に出店しているam/pm店舗については各鉄道事業会社との契約でPASMOを展開する予定。
また、現在は駅の券売機や一部のバス車内でしか行えないPASMOへの入金(チャージ)もam/pmの店舗内で対応可能にする予定だ。