国立西洋美術館とユーシーカードは28日、JR東日本の電子マネー「Suica(スイカ)」による決済サービスを国立西洋美術館に導入すると発表した。同社では「独立行政法人及び美術館・博物館でのSuica導入は、国立西洋美術館が初」としている。
国立西洋美術館では2006年4月より、観覧チケット及び商品の購入時にクレジットカードの決済サービスを開始しているが、利用者へのサービスをさらに充実させるため、Suicaの導入に踏み切ったという。
今回の導入により、国立西洋美術館の観覧チケットやミュージアムショップにおける商品の購入時、およびカフェなどの同館内の施設を利用する際に、その代金をSuica電子マネーで支払うことが可能となる。サービス・インは7月3日を予定。
国立西洋美術館では現在、16世紀から17世紀にかけてイタリア北中部の都市パルマで花開いた美術を日本で初めて紹介する「パルマ-イタリア美術、もう一つの都」展(~8月26日)を開催している。