ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパンは、「サーブ9-3」の60周年記念限定車を発表した。発売は9月1日より、全国のサーブ正規販売店を通じて行なわれる。価格はセダンが430万円、エステート(ワゴン)が448万円。

スウェーデン航空機として、現サーブ社が設立されたのは1937年のこと。航空機製造で培った技術とコンセプトを自動車に応用し、1947年、同社の自動車第一号「サーブ92」が誕生した。以後、1956年に製造を終了するまでに2万台以上が生産された。今年は、このサーブ一号車の誕生から60年目に当たる。

今回発表された「サーブ9-3」の記念限定車は、人気の高いグレード「アーク」をベースに、スポーツセダンとスポーツエステートが計40台用意される。特別色アイスブルーメタリックを含む2色のボディカラーを設定。専用デザインの17インチアルミホイール、電動ガラススライディングルーフや最新のHDDナビゲーションシステムなど、合計100万円相当の特別装備を採用しながら、ベースモデルに対して20万円アップに抑え、魅力的な価格となっている。