松屋銀座店では、毎年恒例となっている傘の祭事「GINZAの百傘会(ひゃくさんかい)」が開催されている。26日までの会期中、約2,000本の傘を銀座店1階 スペース・オブ・ギンザにて展示。インポート傘特集や形状が通常とは異なる変形傘をはじめ、紳士用傘、松屋オリジナル婦人長傘など種類を多数取り揃えられている。

展示会場のディスプレイ。吹き抜けの天井から、ディスプレイ用に特注された傘が吊るされていた

また、同展では、紳士傘の特集も開かれている。明治元年(1868年)創業のFOX UMBRELLAS(イギリス)による紳士用の傘は、布地は傘に張られた後で立体裁断されるため、縁に縫い目がなくスマートなシルエットとなる。同社では、傘作りの全工程を職人が手作業で行っているという。

FOX UMBRELLASによる紳士用傘(42,000円)

紳士傘の特集も開かれている

柄が凝った彫物の傘

松屋オリジナル婦人長傘(12,600円)

1点物となるハンドメイドの傘、ギ・ドゥ・ジャンの“カンカン”(27,300円)。この他にも、1点物の傘が多数展示されている

Di Cesare Designsによる内側まで手の込んだレース地の傘(63,000円)。同社のデザイナーであるジョン ディ チェザレ氏が初日の会場を訪れていた