さまざまな電子機器で活用されるフォトインタラプタ
シャープセミコンダクターイノベーションは5月7日、アナログ出力タイプで小型かつ薄型の反射形フォトインタラプタ「GP2S800シリーズ」を開発し、第1弾製品「GP2S800HCP0F」のサンプル提供を開始したことを発表した。
フォトインタラプタは、向かい合わせに設置されたLEDなどの発光素子からフォトトランジスタなどの受光素子に光を投射し、その間を物体が横切る際に光が遮断されたことで、物体を検知する非接触型のセンサ。近年、モバイル機器や精密機器などさまざまな電子機器において、レンズの位置検出などに使用されている。
特にモバイル機器などの小型・薄型筐体の製品への実装に向けて、フォトインタラプタにも小型化かつ高密度実装への対応が求められるようになっており、各社がそうしたニーズへの対応に向けた技術開発を進めている。
小型・薄型のアナログ出力タイプ反射形フォトインタラプタ
同製品は、外形寸法1.42mm×1.00mm×0.43mmとコンパクトなパッケージサイズを実現しており、電子機器のセンサ実装部の省スペース化を可能とする。また、サイズを小型としながらも、最短検知可能距離0.20mmという近接検知を両立したことで、限られたスペースにおける搬送物の位置検出やダイヤルの回転検出などを可能としたとする。
さらに、同社の従来機種「GP2S60シリーズ」に比べて、光電流出力を4倍以上に向上させており、このS/N比向上によって設計の容易化やLED電流の削減を可能としたともする。
なお、同製品は2026年秋の量産化を目指して取り組んでいると同社では説明しているほか、今後もより広いアプリケーションに向けた非接触センシング技術を開発していくことで、新たな価値創出につなげていきたいともしている。
