グローバルエレクトロニクスサプライチェーンの業界団体「SEMI」は11月2日(米国時間)、SEMI Silicon Manufacturers Group(SMG)によるシリコンウェハ業界の分析結果をもとに、2020年第3四半期(7~9月期)のシリコンウェハ出荷面積が前四半期比0.5%減、前年同期比6.9%増の31億3,500万平方インチとなったとの調査結果を発表した。

SEMI SMG会長であるShin-Etsu Handotai America(信越半導体アメリカ)のProduct Development and Applications Engineering部門担当VPであるNeil Weaver氏は「シリコンウェハの出荷面積は、2020年前半に旺盛な回復をしたが、第3四半期は横ばいだった」と述べており、半導体業界がコロナ禍にあって、比較的堅調に推移していることを述べている。

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    半導体用シリコンウェハの出荷面積推移(百万平方インチ) (出所:SEMI 2020年11月)