腰痛に悩み改善方法を調べていたところ、ミニマリストの人のブログ記事を見つけて床に直接寝ると体重によって姿勢が矯正されるからおすすめという情報を発見して試してみることにしました。
床の上で寝る健康法なんてありえるの?ちょっと胡散臭いな〜と思いましたが、どうやら床の上で寝ることを推進している「西式健康法」という健康法を元に実践している人がいることがわかりました。
しかし、私が実際に床の上で寝るを1ヶ月間試してみたところ、腰痛・尾てい骨の痛み・首の痛み・かかとの痛みなど様々なトラブルが発生しました。
床の上で寝ることが合わない人も間違いなく一定数はいるということを自分で知ることができたので良い経験にはなりましたが、淡い期待をして取り組むとリアルに体が痛い目を見るので注意が必要です。
西式健康法-平床寝台とは
直立生活によって生じがちな背骨のズレを硬い平面上に寝ることにより体重で矯正します。またその硬さによって皮膚と肝臓に刺激を与え、皮膚の近くの静脈を鼓舞し、血液のもどりを活発にすることで腎臓の機能もよくなります。
● 実行方法
厚さ10mm程度の板にシーツを敷いて、掛け布団は寒くない程度にし、余り発汗しない状態にして寝ます。はじめは、敷き布団を2枚敷いていた人は1枚に、1枚の人は毛布を二つ折り程度にしたものを敷き布団代わりに、というように徐々に平床に慣れるようにしましょう。
● 注意事項
畳やフローリングなどの上にじかに就寝すると、体温を奪われて別の問題が生じます。必ず床面との間に何かを敷く必要があります。
引用:西式健康法-平床寝台
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紹介内容
私が床で寝るを試して感じたメリット
- スマホのアラームで起きれた
- 猫背の人は背筋が伸びる
それぞれ詳しく体験談をご紹介します。
朝スマホのアラームで簡単に起きられた
普段からロングスリーパーの私は8時間ほどしっかりと睡眠を取らないとスマホのアラーム程度では全く起きることができません。
しかし、床に直接寝た時はスマホのアラームでパッと目が覚めて起きることができました。
寝起きは少し体が疲れてだるい感じですが、遅刻できない予定がある時には床の上で寝ると起きれると知れたのでこれはメリットだと思います。
少し調べてみたところ、受験生が勉強をしていて仮眠をしたいときに床で寝ると起きられるということで受験生の間では床の上で寝るを実践している人が多いことがわかりました。
ちなみに私は普段「高反発マットレス」で寝ています。

猫背の人は背筋が伸びる
デスクワークの人や職業柄、猫背になりやすいような人は床の上に寝ると背筋を伸ばすことができ簡易的なストレッチになります。
硬い床で寝ると自分が思っている以上に背筋が伸びて気持ちが良いので取り入れてみるのもありだと思いますが、床の上で長時間寝るのはおすすめできません。
床はマットレスのように身体の凹凸に合わせて沈んでくれないため、身体の特定部分だけに体重がかかってしまい「しびれ」が起きてしまったり血流を妨げる原因となってしまいます。
ストレッチとして毎日3分程度、硬い床の上に寝転がって背筋を伸ばすことで身体をリラックスさせて筋や筋肉を伸ばすことができますが、あくまでもストレッチの一環とし、床の上に寝るのは避けた方が良いです。
床の上で寝て感じたデメリット
- 寝起きに体がバキバキ
- 筋肉痛のような症状がでた
- 寝返りしづらい
- 衛生的に問題あり
デメリットについてもそれぞれ詳しくご紹介していきます。
とにかく体が痛い!寝起きがバキバキ
なんと言っても最大のデメリットは床の上で寝ると寝起きに体がバキバキに硬直したようになって、体を動かすと痛みが走ります。
何事にも慣れというものがあるので、1ヶ月間床の上で寝て見ましたが1ヶ月経過しても慣れることはありませんでした。
背中をはじめとして、腰や首、かかとなどありとあらゆる部位が痛くなり本当にこれで姿勢矯正ができるのか?むしろ体の姿勢がぐちゃぐちゃになってしまっているんではないか?と不安すら感じた時もありました。
寝ても疲れがとれませんし、私はおすすめできないと感じています。
筋肉痛のような症状も現れた
特に一番痛みがひどくなったのが、尾てい骨やお尻周りです。
普段あまり運動をしないのですが、床の上で寝るようになってからお尻や太もも周りの筋肉痛のような痛みが出るようになり、最初は好転反応かな?と考えていましたが徐々に悪化してきたのでその日を界に床の上で寝るを中止しました。
調べてみたところ、床の上で寝ると体が圧迫されて血流が悪くなったり、寝返りがスムーズにできなく体を寝違えてしまう可能性すらあるそうです。
寝返りがしづらい
マットレスの上とは異なり、床の上で寝ると寝返りがとてもしずらいです。
横向きに寝ると骨盤が床に当たりゴリゴリして痛いですし、血流が止まっているような感じがして寝付くことができません。さらに仰向けで寝るとお尻が圧迫されて腰回りも痛くなり寝心地が悪いです。
横向きで床の上で寝ると間違いなくどこかしらが痛くなると思います。
床で寝るは衛生的によくない
床にはホコリなどのハウスダストがたくさん落ちています。
佐藤桂子ヘルスプロモーション研究所の佐藤桂子(さとう けいこ)さんのお話では、床から30cm以上の高さで寝なさいという助言もあります。
寝室に浮遊するホコリなどは時間の経過とともに、床に近い下のほうへ落ちる。最も空気が汚れているゾーンは、「床から30cmの高さ」とのこと。もしも、その高さに寝ているのであれば、マットレスなどを重ねて敷いて高さを調整したり、ベッドの導入を考えたりするのもいいだろう。
つまり床の上でそのまま寝ると一番空気が汚れているゾーンで呼吸をしていることになり、良質な睡眠を得ることが難しいということです。
良質な睡眠を得るためにもマットレスを使ったり、ベッドの上にマットレスを敷いて寝ることが重要ということがわかります。
床で寝ると痩せる!?
むくみがひどくなる可能性あり
床で寝るとダイエット効果があり、寝るだけで痩せることができるという情報がネットで乱立していますが、これには語弊があり正しい情報ではありません。
床の上で寝ると痩せるのではなく、床の上で寝ても体が痛くならない人は関節がよく動き体が柔らかいので痩せやすい体質な人が多いかもしれないというのが正しい情報です。
硬い床の上でもぐっすり眠れる人は、痩せやすい体質だという説があります。「一般社団法人姿勢マネジメント協会」によると、寝具を選ばず眠れる人は、関節がよく動くため、床で寝ても身体が痛くならないのだそうです。
引用:exciteニュース
結論、マットレスを使わず床で寝れば簡単に痩せることができるというのは「間違っている情報」なので気をつけてください。
床で寝るならマットレスは敷くべき
床に直接寝ることはおすすめできませんが、床の上にマットレスを直接敷いてその上に寝るのは良いと思います。
床の上に直接マットレスを敷くと湿気が溜まりやすくカビが生えやすいデメリットがありますが、起床後にマットレスを壁に立てかけて乾燥させておけばカビが生えることはほとんどありません。
腰痛に悩んでいる人や、今の寝具の寝心地が合わず硬めのマットレスで寝たい人は腰痛に悩む人からとても評判の高い「高反発マットレス」を使って寝ることをおすすめします。
私は今現在「モットンマットレス」という高反発マットレスを使っていますがとても腰の調子がいいですし寝起に体がバキバキになることもありません。

また、少し敷布団のような寝心地が好みの人は「雲のやすらぎ」という敷布団マットレスをがおすすめです。

高機能性マットレスを使うことで悩んでいた腰痛が軽減する可能性は高く、私の経験上床の上で寝たり、体に合っていないマットレスで寝るよりは明らかにメリットがありますので、腰痛に悩んでいる人は一度検討してみることをおすすめします。
床の上で寝るを試したい人は
平床寝台を使おう
出典:平床寝台が届きました
床の上で寝るを正しく実施するためには平床寝台を使う必要があります。
平床寝台は少し寝が張りますがAmazonから16,500円で購入することが可能なので床の上で寝るを正しく試したい人は購入してみることをおすすめします。
購入した人の体験談や口コミも調査して見ましたが、意外と床の上で寝るが気に入っていたり体調がよくなったという口コミも存在したので個人差によって悪化したり体調がよくなったり色々あるようです。
こればかりは実際に体験してみないと自分に合っているのかどうかがわからないので、試してみたい方は体が痛くなる覚悟の上で自己責任でチャレンジしてみてください。