酷似サイトにご注意ください
給湯器修理の費用はどれくらい?症状や年数で修理or交換かが分かるイメージ
PR

給湯器修理の費用はどれくらい?症状や年数で修理or交換かが分かる!

2024.10.09
2021.11.12
給湯器修理の費用はどれくらい?症状や年数で修理or交換かが分かるイメージ
◆本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
手洗いや入浴をするときに利用している給湯器ですが、故障や不具合が起きてしまった場合に、どこに修理を頼めばよいかわからない人は多いのではないでしょうか。

修理にかかる費用は、給湯器の年数や症状により変わります。どの業者に修理を依頼すればよいのか、その際に確認し、気をつけることなどを紹介します。
水まわりのレスキューガイドがおすすめ! 給湯器の交換修理業者
お住まいのエリアでオススメの業者を見る
目次  [閉じる]
小嶋 豊
監修者

水道設備業者 給湯器設備責任者

小嶋 豊 (株式会社プログレス)

株式会社プログレスの代表取締役で22年 暮らしの中で必要なレスキューサービスを提供する株式会社プログレスにて給湯器設備を担当。水回り業務に15年従事し、累計500件の給湯器関連のトラブルを解決。多くのお客様に信頼される「給湯器」のスペシャリスト。

続きを読む

給湯器の不具合、修理で済むのはどんなとき?

給湯器の不具合、修理で済むのはどんなとき?
修理で済むのは以下のような場合が多いです。

修理で済む場合
  1. 設置してから10年以内の給湯器の場合
  2. 配管からの水漏れの場合
  3. 不具合が出てからまだ日が浅い場合

給湯器に不具合が起きたときに、すぐに新しいものを購入するのは費用がかさみます。わざわざ新品を買わなくとも、修理すればまた使えるようになるかもしれません。給湯器によっては高額なものもあり、なるべく修理で済ませたいところです。

設置してから10年以内の給湯器の場合

まず、何年前に給湯器を設置したのかをチェックしましょう。基本的に、給湯器の耐用年数は10年程度です。給湯器の中には10年以上経過しても使用できるものもありますが、給湯器本体や内部の部品は劣化しており、何かしらの問題は生じていると考えたほうがよいでしょう。

設置してから10年以内の場合は、たとえ給湯器の生産が終了していたとしても、部品調達ができるケースが多いです。メーカーに問い合わせれば、メーカーが保有・製造している部品を入手できます。

給湯器の寿命についてはこちらの記事でもご紹介していますので併せて読んでみてください。

配管からの水漏れの場合

給湯器から水が漏れることがありますが、水漏れしているからといって、必ずしも故障しているとは限りません。水漏れの原因としては、経年劣化によるもの、配管の凍結によるもの、給湯器取り付け時の施工不良などが考えられます。

経年劣化による配管からの水漏れは、主に配管接続部に使われているゴム部品のパッキンが劣化することにより起こります。パッキンの弾力がなくなって硬くなり、役割を果たさなくなってしまうために隙間から水が漏れてしまうのです。

そのほか、配管の凍結が原因となることもあります。凍結により配管が破裂し、水漏れが起きてしまうと、配管を交換しなくてはなりません。施工不良については、給湯器設置から日の浅いうちにわかることが多いので、取り付けを依頼した業者にすぐに依頼しましょう。

配管からの水漏れを放置してしまうと、不完全燃焼につながり、一酸化炭素が発生する恐れがあるため危険です。そのほか、マンションやアパートの下の階に水漏れが広がってしまう危険や、水道代・ガス代が高くなるといったさまざまな問題が発生する可能性があるため、早めに対処しましょう。

ただし、水漏れにより給湯器本体の電子制御基板などのパーツまで被害が及んでいる場合は、修理・交換にかかる費用が高額になるリスクがあるということは押さえておきましょう。

給湯器からの水漏れに関しては以下の記事でもご紹介していますので参考にしてください。

不具合が出てからまだ日が浅い場合

給湯器の不具合は、時間がたつにつれてダメージが深刻になっていきます。普段となにか違うと感じる点があれば、ささいな異常であってもプロに見てもらうことが大切です。早く原因が見つかればダメージが軽いうちに対処できるため、たとえ修理した場合でも費用を抑えることができます。

給湯器修理にかかる費用の内訳

給湯器修理にかかる費用の内訳
給湯器の修理には、どれほどの費用がかかるのでしょうか。費用の内訳は依頼する業者によって異なりますが、給湯器の工事費用には、一般的に下記のような項目が含まれます。

給湯器の工事費用
  1. 出張料
  2. 修理技術料
  3. 部品代
  4. 既存機器撤去料
  5. 消費税

出張料とは業者が現場確認に来るときにかかる代金であり、休日・祝日や時間帯、家までの距離などによって変わってきます。実際に修理を依頼しなくても、現地確認に来ただけで出張料が発生する業者もいるので、事前に出張料の詳細を確認してから来てもらったほうがよいでしょう。修理技術料は作業をすることにより発生する代金であり、作業にかかる時間も反映されます。部品代は、故障や劣化により交換しなければならない部品の代金です。

工事費用を抑えたい場合は相見積を取り、低額で工事してくれる業者に依頼しましょう。

水道局指定業者といわれている指定給水装置工事事業者だと安心して依頼することができます。

以下に、水道局指定で見積もり料金無料のおすすめ業者を表にまとめていますので、参考にまずは公式サイトを確認して相見積もりをしてみてくださいね。

水道局指定とは「指定給水装置工事事業者」「指定排水設備工事事業者」の通称です。
各市区町村の水道局から、給水装置工事・排水設備工事を法律法令に基づいてその市区町村内で適正に施工することができる水道業者として認められています。

※水道局指定業者はお住いの市区町村の水道局指定かご確認ください。
※対応エリアは一部市区町村を除く場合があります。詳細は公式サイトでご確認ください。

給湯器の修理費用に関してはこちらの記事でもご紹介していますので参考にしてみてください。

給湯器修理にかかる費用は年数や症状で変わる

給湯器修理にかかる費用は年数や症状で変わる
給湯器修理にかかる費用は、20,000円から50,000円前後が目安です。給湯器の修理にかかる費用は、購入してからの年数や不具合の種類によって異なります。もちろん、依頼する業者や修理のレベルによってもある程度の差が生まれます。

購入から3年以内の場合

給湯器を購入してから3年以内の場合は、メーカーによる保証期間内であることが多く、その場合は無料で修理してもらうことが可能です。3年以内であれば、給湯器本体が故障している可能性は低く、部品交換などの小規模な修理になると予想されます。

しかし、故障原因によっては無料補償がきかない場合があります。不注意により給湯器を損傷してしまったり、不具合を自分で修理しようとして給湯器を分解してしまったりした場合は、無償修理の対象から外れてしまうので注意しましょう。無償修理の対象となるのは、正常な使い方の範囲内で発生した不具合のみと覚えておきましょう。

購入から7年以内の場合

購入から7年以内の場合は、メーカーの保証期間内から外れるため修理は有料です。しかし、有料延長保証に加入しているのであれば、無償で修理を受けることができます。有料延長保証にかかる費用は、保証期間や対応機器などによって異なるため、加入する前にあらかじめチェックしておくことがおすすめです。

また、保証期間中に何も不具合がなかったとしても、保証料の支払いは発生します。不具合がないときも費用が発生することと、不具合が生じたときに無償になることを比較して、どちらのメリットが大きいかを選びましょう。また、加入の際には、延長保証の内容やサービスをしっかり理解しておくことが大切です。

購入から7年以上の場合

購入から7年以上が経過していると、給湯器本体や部品の生産が終了している可能性があり、必要な部品の在庫がない場合があります。

さらに前述のとおり給湯器の耐用年数は約10年であるため、給湯器本体の寿命が近づく7年以上になると、故障した箇所以外にも劣化している箇所が複数見つかる可能性があります。そのような場合、修理にかかる費用は高額になりやすいため、あまりにも修理費用が高額になるのであれば、修理ではなく交換を検討したほうがいいかもしれません。

症状によっても費用相場が異なる

給湯器の修理にかかる費用は、設置してからの年数だけでなく、どのような症状かによっても変わってきます。不具合の症状・原因によって、修理に必要な部品や修理する範囲も異なるため、「修理費用はこれくらい」とは一概には言えません。さらに、給湯器の種類や、サイズによっても費用は大きく異なります。

たとえば前述したように配管から水漏れしている場合、パッキンの経年劣化が原因として考えられます。パッキン自体の価格は数百円程度、部品代に加え技術料+出張料等で5,000~6,000円程度と、交換する部品がパッキンのみの場合の費用の相場は比較的低額です

ただし、電子制御基板などの給湯器本体にダメージが及んでいる場合はより高額になるので注意しましょう。

また、給湯器から「ピー」といった異音がしたり、お湯が出なくなったりする不具合が生じた場合は、ファンモーターが故障している可能性があります。ファンモーターの交換や修理が必要になり、費用は9,000円から20,000円前後が相場です。

給湯器の寿命が近づいている主な症状

給湯器の寿命が近づいている主な症状
給湯器を購入してかなりの年数が経ち、給湯器の寿命が近づいている場合、以下のような症状が現れます。

給湯器の寿命が近づいている症状
  • 給湯器から黒い煙が出る
  • お湯が出ない・お湯がぬるい
  • お湯の温度が不安定
  • 給湯器から異音がする

症状の概要と、給湯器がどういう状態にあるのかを見極めるいくつかのポイントを紹介します。

給湯器から黒い煙が出る

給湯器の排気部分からモクモクと黒い煙が立ちのぼって異臭がしたら、早急に修理の依頼をしましょう。

黒い煙が発生している場合、不完全燃焼や給湯器の施工不良、燃料系統に問題が発生している可能性があります。不完全燃焼は、経年劣化や部品の故障・不具合によるもの、給湯器内部にススやホコリが溜まっていることなどが原因で発生します。

また、給湯器の施工不良により給気・排気に問題が生じている、給湯器本体に問題がなくとも、給湯器の設置場所や燃料に問題があるといった可能性もあります。

黒い煙が出ていても、機能に問題はないからといって使い続けていると、さらにダメージが大きくなり、修理費用が高くなってしまうかもしれません。それだけでなく、黒い煙が出ることにより、一酸化炭素が発生して一酸化炭素中毒になってしまう危険性があるので、黒い煙が出たらすぐに使用を止めて、換気をすることが大切です。

さらに、給湯器の設置場所・状況によっては、給湯器から出る排気が家の外壁に当たることも考えられます。長時間黒煙が壁に当たることによって、壁が変色してしまいます。煙の流れによっては、自分の家の外壁だけでなく、近隣の家の外壁も汚してしまうかもしれません。

このようなトラブルを避けるためにも、黒い煙が出たらなるべく早く点検・修理してもらいましょう。給気口や排気口がふさがっていると十分に酸素が供給されず、不完全燃焼が起きやすいため、給気口の近くにはものを置かないようにするのも予防として有効です。

お湯が出ない・お湯がぬるい

お湯が出ない、あるいは出てもお湯がぬるいという事態は、よくある給湯器のトラブルです。ただし、お湯が出ない原因は必ずしも故障によるものとは限らないため、本当に故障なのかどうかをしっかり確認することが大切です。給湯器本体、水道、ガスのどれに問題があるのか明らかにしましょう。

給湯器が故障していなくても、下記のようなことが原因でお湯が出なくなっている可能性があります。

お湯が出なくなっている原因
  1. 給湯器の設定温度が低い
  2. 給湯器の水抜き栓フィルターにゴミがつまっている
  3. ガスの元栓や止水栓が閉まっている
  4. 水道の元栓が故障している

以上の項目をチェックしてもお湯が出ない場合は、ファンモーターなどの部品の故障、経年劣化などによる給湯器本体の故障や、給湯器の寿命が近づいている可能性があります。特に冬場にお湯がでないのは大変不便なので、早めに対処することが大切です。

また、一箇所で給湯するタイプの湯沸かし器は電池で動いているため、使用している電池が切れるとお湯が出なくなってしまいます。そのため、まずは電池が切れていないかを確認してください。湯沸かし器本体の電池切れを示すランプが点灯していたら、電池を交換して様子を見ましょう。リモコンを使用しているのならば、リモコンが電池切れしていないかどうかの確認も必要です。

もし、本体やリモコンの電池を交換してもお湯が出なかったりぬるかったりするときは、湯沸かし器が故障しているかもしれません。

お湯の温度が不安定

お湯は出るけれども、急に熱くなったりぬるくなったりと、温度が一定しないときも、寿命が近づいているサインです。この場合も、給湯器本体に問題があるとは限りません。水抜き栓フィルターや循環アダプターが汚れていたり、ごみがつまっていたりする可能性や、ほかの場所で水道を同時に使用することにより水圧が低くなっている可能性があります。

そのほかに考えられるのは、「冷水サンドイッチ現象」と呼ばれるものです。これは、シャワーを使っているときに出る水の温度が「お湯、水、お湯」の順に変動するというものですが、給湯器のシステムによる変動なので、故障ではありません。やや古いタイプの給湯器でこの現象が生じやすい傾向があります。

温度が不規則に上下し続けたり、冷たくなってからお湯がでるまでにかなり時間がかかったりするのであれば、故障の可能性が高いです。給湯器の設置年数から10年近く経っている場合は、寿命によるものだと考えたほうがよいでしょう。

生活に困らない程度の支障であっても、少しずつ悪化する場合もあるので、早めの対応がおすすめです。

ちなみにお湯の温度についてはこちらの記事でも詳しくご紹介していますので参考にしてみてください。

給湯器から異音がする

寿命が近づくにつれて、給湯器から異音がする場合があります。給湯器が正常に作動しているときにも、ファンモーターの作動音や水を送り出す音はしますが、それ以外の場合は要注意です。もし異音が聞こえたら、音の種類によってどのような異常なのかある程度わかるため、しっかり聞きわけましょう。

「ゴーッ」という音が排気口から聞こえたら、給湯器の内部にゴミが溜まっている、もしくは虫などが侵入している可能性があります。排気口につまりが生じたままだと、給排気が満足にできず、不完全燃焼が生じる恐れがあるため危険です。

「ピー」という笛のような音がしたら、ファンモーターの不具合や、ガスと空気のバランスが悪くなっている可能性があります。

「ポコンポコン」という音が風呂釜からした場合は、循環パイプを設置している場所の勾配や、風呂釜自体に問題が発生しているかもしれません。

「ボンッ」という音は、ガス漏れもしくは不完全燃焼が発生している恐れがあります。異臭がしないか確認して、すぐに使用をやめましょう。

「キーン」という音は、「ウォーターハンマー現象」によるものと考えられます。これは水道配管の内部の圧力が急激に変化したときに起こる現象です。まるで金属の管をハンマーでたたいたような大きい音がするため、「ウォーターハンマー現象」と呼ばれます。故障や水道管の破裂に繋がるため、早めに修理を依頼してください。

異音がした場合には音の種類だけでなく、どこでどんな時に音が鳴っているのかということや、異臭がしないかといった周辺の状況も合わせてチェックしましょう。異音が続くようであれば、放置せずに修理を依頼したほうがよいでしょう。

給湯器の異音についてはこちらの記事でもご紹介していますので参考にしてください。

修理or交換かの見極めポイント

これまで給湯器の不具合や修理について紹介しましたが、修理をするか、交換するかはどのようにして決めればよいのでしょうか。

給湯器を設置してからの年数は、修理か交換かを決めるにあたって重要なポイントです。設置から10年近く経っている場合は、給湯器自体の寿命が近いため、いったん修理をしても別の不具合が生じるかもしれません。修理を繰り返すと費用がかさむので、修理するよりも交換したほうがリーズナブルです。

さらに、設置してから10年近く経つと、より高性能の給湯器が製造されている可能性があります。新しい給湯器に交換することで、ガス代・水道代が節約できるかもしれません。

一方、5年以内であれば、メーカーによる補償サービスを受けて修理をしてもらったほうがよいでしょう。給湯器自体が新しいと、部品もそれほどダメージを受けておらず、修理にかかる費用も抑えられます。また、ある程度年数が経っていたとしても、不具合の原因が部品交換によってすぐに解消され、その部品が比較的安く購入できるような場合は、修理をして使用を続けたほうがよいでしょう。

とはいえ、素人では判断がつかない場合も多くあります。修理か交換かを最終的に決めるのは、修理を依頼して、プロの見解を聞いてからになるでしょう。見積を取るまでは無料という業者も多いため、自分で決めずに、不具合の原因を突き止めてもらうことがおすすめです

給湯器修理を頼むならどこがおすすめ?

給湯器修理を頼むならどこがおすすめ?
給湯器が故障した場合、大きく分けて以下の3種類のいずれかの業者に修理を依頼することができます。

業者の種類
  1. 給湯器専門業者
  2. 給湯器メーカー
  3. ガス会社

費用や信頼性、技術力など、修理において何を重視するかによってどの業者に頼むべきかが決まります。業者にはそれぞれ特徴があり、メリットもデメリットも存在します。

いい加減に頼んで後悔しないようにするためにも、各業者の特徴をある程度理解したうえで、自分に合った業者に修理を依頼しましょう。

給湯器専門業者

給湯器を販売している業者や、工事をする業者に修理を依頼するメリットとしては、企業の数がとても多く、比較的費用が安く抑えられることが挙げられます。競争相手が多いことから、値引き交渉に応じてくれる可能性も高く、選んでもらうために充実したサービスや保証などを提供している場合もあります。また、24時間年中無休で修理に対応している業者もあり、スピーディな対応が期待できることもポイントです。

デメリットとしては、よく知らない業者に頼むという不安がある、業者によって技術レベルに差がある、業者の数が多すぎてどこを選べばよいのかわからないといったことが挙げられます。なかには資格を有していないのに工事をする業者や、工事後に高額な請求をする悪徳な業者も存在するため、修理を依頼する際には事前に資格の有無や費用をしっかり確認しておくことが大切です

費用を抑えたい、いろいろな業者を比較検討して選びたいという人にとっては、給湯器専門業者がおすすめです。一方で、多少費用が掛かったとしても大手給湯器メーカーや信頼できる業者に頼みたい、特定の業者でなければならないという人は、修理依頼は控えたほうがいいかもしれません。

無料で見積もりができる業者を3社ピックアップしました。ぜひ相見積もりをして、検討してみてください。

ちなみに水まわりのレスキューガイドではおすすめの給湯器専門業者についてくわしく紹介していますので、こちらもぜひ参考にしてください。

▼水まわりのレスキューガイドがおすすめする給湯器専門業者はこちら

給湯器メーカー

給湯器メーカーでは、販売のみならず修理も受け付けています。給湯器メーカーでは、リンナイやノーリツといったメーカーが国内のシェアのほとんどを占めており、特によく知られています。給湯器メーカーは自社で製品をつくっているため、部品などを取り寄せやすいことが特徴です。

メリットとしては、知名度が高い給湯器メーカーに依頼するという安心を得られることや、修理工事がスムーズに行われることが挙げられます。よく知られている給湯器メーカーなので、情報を集めやすく依頼しやすいこともメリットと言えるでしょう。

デメリットとしては、大手メーカーであるためにあまり値引きをしてくれないことや、交換になった場合にはその給湯器メーカーの製品しか選べないことなどが挙げられます。修理を依頼した場合でも、実際に修理や工事を担当するのは委託された業者であることが多いため、自分たちで業者を選ぶことができません。

大手ならではの安心感を得たい人は給湯器メーカーへの依頼がおすすめです。コストを抑えたい、業者を選びたいという人にとっては、給湯器メーカーに依頼するのはあまり向いていないかもしれません。

ガス会社

そのほかの選択肢として、ガス会社に修理を依頼することも可能です。ガス会社には、給湯器メーカーの場合と同じく安心して依頼できるということや、連絡先が分かりやすく依頼をスムーズに進められるといったメリットがあります。

デメリットとしては、ガス会社は給湯器の修理や販売を専門にしているわけではないため、交換対応になった際の選択肢が少ないことが挙げられます。また、あまり値引きに応じてくれないため、修理の費用はやや高めになる傾向です。また、給湯器メーカーの場合と同じように、実際に修理に来る業者を指定できないということも、人によっては不満を感じるかもしれません。

いつも使っているガス会社がよい、安心できる業者に頼みたい、という人にとってはおすすめであり、自分で業者を選びたい、修理費用を少しでも低額で済ませたい、という人はほかの業者を探したほうがよいでしょう。

スムーズな修理のために事前に確認すべきこと

スムーズな修理のために事前に確認すべきこと
修理を頼む前にエラーコードと型番を確認し、問い合わせの際に伝えておくと、現場確認までにある程度の故障内容がわかります。そのため、エラーコードと型番を伝えれば、部品を取り寄せる必要があることや、そもそも修理が不可能な故障であるということがわかり、余計な手間や費用をかけずに済みます。

給湯器の型番の調べ方

普段、給湯器の型番を意識することはありませんが、どこを見ればわかるのでしょうか。通常、型番や型式は、給湯器の正面、または側面に貼られているシールまたは本体に記載されています。シールには、型番のほかにも、製造番号や製造年月が表示されています。

メーカーにより型番は異なり、たとえば頭の文字が「RH」、「RUF」、「RUX」、「RVD」などから始まる場合はリンナイ、「GT」、「GQ」、「GRQ」、「GQH」で始まる場合はノーリツ、といったように、メーカーごとの特徴があるのです。

型番・型式からは、給湯器の基本性能や設置形態といった情報がわかります。たとえばリンナイ製の給湯器であれば、型番を調べることで、「設置フリー型ふろ給湯器」、「業務用」といった基本機能や給湯能力、「屋外壁掛型」といった設置方式がわかります。

エラーコード

エラーコードも重要なチェックポイントです。エラーコードは、給湯器の本体ではなく、リモコンに表示されます。エラーコードは「11」「034」などの2桁か3桁の数字、もしくは「E-05」といった数字とアルファベットの組み合わせで表示され、給湯器のメーカーごとにエラーコードとその意味は異なります。

表示されているエラーコードを確認したのち、取扱説明書で調べてみましょう。取扱説明書が見当たらない場合は、パソコンやスマートフォンを使ってインターネットで検索しても情報を得られます。

リンナイやノーリツ、パロマなどの大手給湯器メーカーはエラーコードを公開しており、簡単に調べることが可能です。エラーコードに対応する「部分凍結異常」「給湯出力ダウン運転」といった故障内容がわかるほか、「運転スイッチをいったん切って再操作」「ガス栓確認後再操作」のような処置方法までわかるためとても便利です。

処置方法がわかっても、故障内容によっては自分で対応できないものもあります。しかし、エラーコードで大体の原因を突き止められれば、自分で対応できるほか、業者による修理がスムーズになる可能性が高くなります。

給湯器にどういう不具合が起きているのか、まったくわからない状況はとても不安です。もし不具合が解消されなかったとしても、エラーコードによって「配管」「排気通路」などチェックすべきポイントも大体わかるため、少しは不安も軽減できるでしょう。

給湯器で表示されるエラーコードの内容については以下の記事でご紹介していますのでぜひ参考にしてください。
>「給湯器のエラーの際に表示される「エラーコード」の意味とその対処法とは」

まとめ

給湯器の修理にかかる費用の相場や、寿命が近づいているサイン、業者選びのポイントなどについて、ご紹介しました。

経年劣化による不具合を防ぐことはできませんが、給湯器が故障する前のサインを見逃さず、余裕をもって業者を選ぶことは可能です。しっかり情報取集をしてダメージを最小限にとどめ、修理をして快適に使い続けましょう。

全国規模で対応している
おすすめ業者4
修理と交換、どちらがベストか相談したい!
イースマイル画像
知名度と豊富な実績を誇る信頼性の高い業者。交換前に「まずは修理で対応できるか」を検討可能。
とにかく早く直したい!
ハウスラボホームイメージ
最短20分で駆けつけ&最短70分で解決。スピード重視で迅速にお湯を使えるようにすることに特化。
給湯器の専門業者に任せたい!
キンライサー
常時在庫を確保しているため、スピード交換が可能。給湯器専門業者ならではの知識と対応力が強み。
費用を明確にしてネットで完結したい!
交換の達人
ネットのみで明確な見積もりを提示。工事費込みの総額を明確にし、オンラインで簡単に依頼が完結。
※対応エリアは一部地域を除く場合があります。詳細は公式サイトでご確認ください。
水まわりのレスキューガイドがおすすめ! 給湯器の交換修理業者
タイトルとURLをコピーしました