本連載「Z世代の等身大の投資事情」は、投資を行うZ世代にリアルな投資事情を聞く企画。デジタルネイティブ世代の彼らはどのようにお金と向き合っているのか紐解いていきます。

今回お話を聞くのは、Instagramフォロワー数12.6万人(※)の大学生「たい。」さん。大学生にして、アルバイトだけでなくInstagramやTwitter、ブログ、note、ラジオ配信など、幅広く発信をしている彼。2年前は支出<収入という状態ができていなかった「たい。」さんですが、最近はつみたてNISAで資産形成を始めたといいます。その原動力や投資を始めるきっかけは何だったのでしょうか。 (※)2021年8月30日現在

Z世代とは? 1996年~2015年頃に生まれた世代を指す。生まれた時にはインターネットが普及している、デジタルネイティブ。学生時代からSNSに触れ、ガラケーを使ったことのない人も多いのだとか……。

たい。| Appleアイテム・iPhone便利術


Instagramやブログを中心に、ガジェット情報や暮らしに役立つ情報などを発信するインフルエンサー。1年前、時給で働くことに違和感を覚え、大学生にしてブログの収益化を目指し活動をスタート。現在その収入は月7桁を達成したそうで、その行動力や思考力に大学生のみならず、幅広いファンが惹きつけられている。

「副収入が欲しい」、2年前のバイト生活を変えブログを開始

―― 「たい。」さんは大学4年生の22歳ということですが、現在どのような活動をされていますか?

大学の卒論を進めながら、Instagramを使ったメディア運営をしています。また、来年から入社することになっている会社のインターンもしていて、この3つの大きな軸が今の僕の活動です。


―― Instagramのほか、Twitterやブログ運営もされていますよね。それぞれどのようなことを発信しているのでしょうか?

Instagramでは、Apple製品やガジェット系の便利グッズなど。Twitterは、Instagramで培ったノウハウをアウトプットする場として活用しています。ブログでは、ブログ運営の仕方やライフハックなどがメインですね。


―― SNSやブログでそのような発信を始めたきっかけは?

一番のきっかけは、「副収入が欲しかった」ことです。当時僕はバイトをしていたのですが、「自分が働いた分だけ稼げる」という、時給労働に違和感を覚えて……。そこで、自分が動かなくてもお金が発生する仕組みを作りたいと思ったのがきっかけです。まずはブログを始めて、その集客としてInstagramを始めました。


Instagramがきっかけで「お金の使い方」が変わった

―― 2年前は全く違うお金の使い方だったと伺いました。当時はどのように使っていたのでしょうか?

アルバイト収入だけだった当時は、基本的に「浪費・消費」にお金を使っていました。ブランド物のベルトや財布、ちょっといいTシャツなど。友達から「すごい」と認められたい承認欲求があって……。自分の価値をそういった「物」で高めたいという思いがありました。


―― そこから現在のお金の使い方に変わったきっかけはありますか?

Instagramで、人生設計や資産形成をしっかりされている方の情報を見て、「僕もこうなりたい」「ちゃんとしたい」という意識が芽生えたんです。それまでは外見にかけていたお金を内面に使うようになりました。たとえば「本を買って知識を増やす」といった、自己投資に使うお金がかなり増えましたね。


資産形成で「お金が働いている」ことを実感

―― 「たい。」さんは資産形成もされていますが、いつから・どのように行っていますか?

今年の6月から「つみたてNISA」で毎月3万3,000円を積み立てています。


―― 実際にやってみていかがですか?

まだ始めて日は浅いですが、損益を確認すると「お金が働いてくれている」という実感があります。少しずつ運用益が出ていて、「投資ってすごい」というのを感じていますね。


―― 大学生のうちに、貯蓄ではなく投資を選択した理由は何でしょうか?

お金の勉強を始めて、「投資をした方がいい」と気づきました。預金だけしていても、利息があまり付かない分、お金が増えない状態と知って。
逆に投資なら、リスクはあるけど総合的に見て、増える可能性がありますよね。投資のリスクとメリットを比較した時、長い目で見てみると、自分が受け取るメリットの方が大きいと感じました。だから、投資をしています。


―― なるほど。お金の勉強をしたからこそ、投資を始められたのですね。

あとは、Instagramで社会人や投資経験者の方と知り合えたことも大きいですね。皆さん一様に、「投資はした方がいい」「やらない理由はない」と話されていて。そういう出会いから、投資に対する考えが本当に変わりました。


つみたてNISAって?

年間40万円までの投資から得られる利益(値上がり益や分配金など)が、最長20年間非課税となる制度です。投資対象は、国が定めた基準を満たした投資信託で、「長期・積立・分散」に適したラインアップとなっており、少額からコツコツつみたてを開始したい方は、是非活用したい制度です。

投資は難しくないと気づき、「FIRE」という目標もできた

―― 大学生で資産形成を始めて良かったことを教えてください。

自ずとお金の知識が身に付いたことです。お金の勉強って、生まれてから社会人になるまで一度もしないじゃないですか。投資をすることでお金の知識が身に付き、今では、投資をしたいからお金の勉強をする……という好循環が生まれています。こういうことを大学生のうちに経験できて良かったと思います。


―― 資産形成を始める前と後ではイメージに変化がありましたか?

実は投資というと、自分とは全く別の世界のものだと感じていました。しかし実際にやってみると、思っていた何倍も簡単なことに気付きました。僕のやっているつみたてNISAは、毎月定額が自動で積み立てられるので、感覚としては「クレジットカードで買い物をしている」というのに近いですね。


―― 投資で得た利益によって「将来こういうことがやりたい」という夢やビジョンはありますか?

「FIRE(早期リタイア)」をしたいと思っています。これは、必ずしも仕事を辞めたいという意味ではなく、仕事を辞めても生活していけるくらいの資産を作りたいという気持ちがあって。理想としては5,000万円。配当金などの、投資で得るお金が生活費を上回る状態を作りたいと考えています。


―― ご自身の経験を踏まえて、今の大学生やマイナビニュース読者の方に対してお金に関するアドバイスをお願いします。

一つ目として、投資はそんなに難しいものではないということ。難しくないのに、勝手に増えていく可能性があるので、「投資は大学生のうちに触れておいた方がいいよ」と伝えたいです。


二つ目として、投資を始めるには少しばかり資産が必要なので、「稼ぐ力を身に着け、支出を見直す」のも大切にしてほしいです。そこで投資もできれば、金銭的にも経験的にも自分にとってプラスになっていくと思います。

時給労働に疑問を感じ、ブログやInstagramのほか、投資にもチャレンジしている「たい。」さん。Instagramをきっかけにお金の使い方が変わり、今では「FIRE」という目標を持つまでになっています。進化を続ける「たい。」さんの今後のご活躍も、楽しみですね。


シミュレーターで「将来何にいくら必要か」を明確に

難しそうに感じる資産形成ですが、「たい。」さんのように、お金の勉強をして実際に行動してみると、自分にとって欠かせない存在に思えてくるものです。お金を味方につけて、「理想の人生を歩むためのパートナー」にしていきたいですね。

とはいえ、「自分は将来、何にいくら必要なのか分からない」という人もいるのではないでしょうか。そんな時は、シミュレーターを使い、「お金の見える化」をしてみましょう。

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夢や理想に一歩近づくためにも、まずは、「何にいくら必要なのか」を把握することから始めてみましょう。

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